ふたつの世界を丁寧に描く『ぼくが生きてる、ふたつの世界』
ふたつの世界を丁寧に描く『ぼくが生きてる、ふたつの世界』耳の聞こえない両親のもとで育ち、幼いころから”通訳”をしてきた青年の物語。吉沢亮が”聞こえる世界”と”聞こえない世界”の橋渡し役を務めながら、徐々に自分の生きる世界を拡げていきます。自伝エッセイを基にしているために、展開する物語はリアリティがあります。呉美保監督、長編作品としてはちょっと久しぶりな作