【カナダ・アカデミー賞8冠】映画『ぼくらの居場所』レビュー：孤立、貧困、虐待…それでも見つかる居場所と小さな希望 胸に深く刺さり涙が止まらない、出会えてよかったと思える映画。多くの人の心にも届いてほしいと願う。© 2021 2647287 Ontario Inc. for Compy Films Inc.▼あらすじ多様な文化を持つ人々が多く暮らす、カナダ・トロント東部に位置するスカボロー。そこに暮らす３人の子供

ほどけそうな、息 ”児童相談所の光と影 児童虐待、家庭崩壊 傷ついた子供たちを救うために奔走する児童福祉司の苦悩と実態”※公式HPより抜粋先日「ほどけそうな、息」という映画を、ポレポレ東中野というミニシアターで観劇しました。この映画は、児童相談所で勤務している若い20代ぐらいの女性（児童福祉司）が

「トリとロキタ」と、シビアな子どもたち映画の系譜 ベルギーの映画監督ダルデンヌ兄弟による「トリとロキタ」が、2023年​4月現在​上映されています。アフリカから難民としてやって来た十代の少女ロキタと幼い少年トリ。ボートで出会った2人は、難民ビザを受給するため、姉弟であることを装います。ままならない現実、2人を利用する大人たち。シビアな現実に翻弄され