DISCASレビュー

k.a
2025/07/03 07:38

劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」

『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』(2011)は、ポケモン映画シリーズの第14作で、ベストウイッシュシリーズの初作品。イッシュ地方のアイントオークを訪れたサトシたちが、勝利のポケモン・ビクティニ(声:水樹奈々)と出会い、伝説のポケモン・ゼクロム(声:高橋克典)と共に、かつての「大地の民」の王子ドレッド(声:山寺宏一)の復興計画による危機から街を守る冒険に挑む。なお、同年に同時上映された『ビクティニと白き英雄 レシラム』はゼクロムとレシラムが入れ替わったパラレルストーリー。

ビクティニの可愛さとゼクロムの迫力あるバトルが魅力で、アイントオークの城や自然のビジュアルが美しい。テーマは「理想と信念」で、サトシとドレッドの対立やビクティニの自由への願いが感動的だが、ストーリーがやや急展開で複雑との声も。Every Little Thingの主題歌「宙 -そら-」が爽やかで作品にマッチ。ポケモン映画のアクションとほのぼのした要素が好きな人にぴったり。

コメントする