村松健太郎
2024/02/22 08:38
色々考えず見るのが正解『マダム・ウェブ』
どうしてもストレートなヒーローを取り扱えないSSU(=ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(Sony's Spider-Man Universe))の難しさといわゆる”ヒーロー疲れ”が悪い形で結実してしまった感のある一本。全米興行収入では数字もそうですが順位についてとうとう1位を獲れなかったという大苦戦ぶりです。
とは言え、実際のところそこまで、難のある映画とも思えません。
ダコタ・ジョンソンが主役に据えられた時点でマーベル・コミックのオリジナルのマダム・ウェブ”でないことはわかっていたので、いろいろ前情報を入れずに望んで見たら楽しく見れました。
2時間弱というタイトな上映時間もあって中弛みなく楽しめました。
”コントロールできない予知能力”の描写については、もう少しわかりやすいものがあってもいいのかもしれませんが…。
カメオ出演やエンドロールのおまけ映像など色々と欲(=次回作への展開)を出しがちなアメコミ映画ですが本作はシンプルにできていて好印象です。
あまり、いろいろ考えすぎずに見に行くのが正解です。
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