k.a
2026/01/27 07:30
クワイエット・プレイス
『クワイエット・プレイス』は、私にとって2018年の映画の中で一番「静けさが怖い」って実感した、息を殺して観るしかない最高のスリラーホラーです。ジョン・クラシンスキー監督・主演で、エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュペと家族みんなが本当に素晴らしい演技をしてるんですよね。
音に超敏感な怪物が地球を支配した世界で、家族が「絶対に音を立てない」生活を強いられる設定が、もう天才的。映画全体がほとんど無音で進むから、観てるこっちまで息を止めて、足音や息遣い一つで心臓が跳ね上がる。序盤の娘の足音で怪物が襲ってくるシーンは、衝撃的すぎて体が硬直したし、エミリー・ブラントが産気づくシーンは、痛みと恐怖が混ざって本当に息苦しくて、涙が出そうになる。家族の絆が「生き延びるため」に試される過程が、静かに、でも深く胸に刺さるんです。
クラシンスキーの演出が完璧で、音の設計が神。砂利を踏む音、ドアのきしみ、赤ちゃんの泣き声…すべてが命取りになる緊張感が、90分間途切れない。怪物デザインもカッコよくて怖くて、ジャンプスケアじゃなくて「いつ音が出るか」のサスペンスで勝負してるのが新鮮。ラストの逆転劇も爽快で、観終わったあと「家族って強いな」って温かい気持ちになるのに、同時に「また音立てちゃダメだ」ってビクビクしちゃう余韻が最高。
シリーズ続編の『パート2』はスケールが広がってさらに緊張感アップ、『デイ・ワン』は始まりの恐怖が新鮮で好きだけど、個人的にはこの1作目の「家族の静かな日常と絶望」が一番心に残ってる。映画館で観たときの暗闇と無音の相乗効果がヤバくて、家で観てもヘッドホン必須です。
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