京介
2025/12/14 13:54
ドーターズ・オブ・ドラキュラ
ドーターズ・オブ・ドラキュラ
1974年 イギリス 劇場未公開
スタッフ 監督:ジョセフ・ララツ 脚本:ダイアン・ドーブニー 原案:トーマス・オーウェン
製作:ブライアン・スメドリー=アストン 音楽:ジェームズ・ケネルム・クラーク 撮
影:ハリー・ワックスマン 編集:ジェフ・R・ブラウン
キャスト マリアンヌ・モリス、アヌルカ・ジュビンシュカ、マレー・ブラウン、ブライアン・ディー
コン、サリー・フォークナー、マイケル・バーン、カール・ランシュベリー、ベッシー・
ラヴ、マーガレット・ヒールド、ジェラルド・ケイス、エリオット・サリヴァン ほか
古城に住む姉妹はヒッチハイカーだと騙り、好みの男を見つけては連れ込んでいた。そこで行われるのは背徳的で淫らな行為。男のカラダに女の肢体がうねうねと絡みつく。そして始まる残虐な儀式。今宵男たちが一人、また一人と屋敷に消える。残されたのは絶叫のみ。

鬱蒼とした森林と古城のロケーション、黴臭いゴシック感覚、濃厚で耽美的なエロス、血塗れのスプラッター色で描く。この二人の女は、いったいバンパイアなのか、日中平気で歩き回るし犠牲者は感染せず、惨殺死体のままだ。ルールが、今一見えなかったりするでも、吸血渇望から通り魔殺人鬼と化し、殺した現場で、男や女の犠牲者からも血を貪るし困ったもの<しかし、最後の最後で二人の女の正体が判る展開はある。>ジェス・フランコやジャン・ローランの作風と同様な吸血鬼映画ながらも、サディズムな流血、セックスを楽しむどぎつい淫乱光景が満載。一部のマニアたちにカルト化されている程ですらある。尚且つセクスプロイテーション系のバンパイア映画愛好家には堪らない内容だ。
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