DISCASレビュー

k.a
2026/01/24 00:33

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(原題: Star Wars: The Last Jedi)は、私にとってシリーズ史上最も「分かれる」けど、同時に最も「深く心に残る」一本で、何度観ても新しい発見と感情の波が押し寄せてくる作品です。2017年のライアン・ジョンソン監督作で、『フォースの覚醒』の直後から始まる物語。レイがルーク・スカイウォーカーを探し当て、フォースの光と闇のバランスを巡る戦いが、抵抗軍の絶望的な逃亡劇と並行して進むんですよね。

まず最高に胸を打つのは、ルークの描かれ方。マーク・ハミルが演じる老いたルークは、かつての英雄じゃなくて、絶望に沈み、ジェダイの教えを否定する「壊れた男」。アキ=トーの島での孤独な生活、ミルクを飲むシーン、レイとの師弟関係…すべてが静かで切なくて、でも最後に「伝説は人を鼓舞する」って気づいて立ち上がる瞬間は、もう鳥肌と涙が同時に来る。ルークの最後の幻影シーン(ライトセーバーなしでカイロ・レンを圧倒する姿)は、映画史に残る名場面で、何度見ても「これが本当のジェダイだ」って震えるんです。

レイとカイロ・レン(アダム・ドライバー)のフォースを通じた「つながり」の描写も天才的。二人だけの空間で心を通わせるシーンは、敵対しながらも惹かれ合う複雑な感情が美しくて、息を飲む。スノークの玉座室での戦い、赤い警備兵との乱闘、ライトセーバーの受け渡し…アクションの美しさとドラマの深さが完璧に融合してる。ローズ(ケリー・マリー・トラン)とフィンのカント・バイトでの冒険も、戦争の無意味さや「救うべきは人」っていうメッセージが静かに胸に刺さるんですよね。

もちろん、分かれるポイントは多い。ポーグの可愛さ、ルークの「ミルク飲み」シーン、ホールド・ザ・ラインの作戦、監督の「サブバージョンの徹底」…「これスター・ウォーズじゃない!」って感じる人もいる。でも、私にとってはそれが「スター・ウォーズを進化させた」証拠で、伝統を壊すことで新しい希望を生み出した作品だと思うんです。ラストの「レイは誰の子でもない。ただの掃除人」っていう答えが、フォースが血統じゃなく「誰にでも宿る」ってことを教えてくれるのも、すごく好き。

 

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1 件の返信 (新着順)
ラフ
2026/01/27 07:45

最近スタウォーズの時系列を整理した(笑)