DISCASレビュー

燃える大陸（1951）

　1951年　アメリカ　初公開日： 1955/12/26

スタッフ　監督：サム・ニューフィールド　脚本：リチャード・ランドー　製作：シグマンド・ニュ

　　　　　ーフェルド　製作総指揮：ロバート・Ｌ・リッパート　原案：キャロル・ヤング　撮影：

　　　　　ジャック・グリーンハル　音楽：ポール・ダンラップ　アニメーター：エドワード・ナッ

　　　　　ソー　特殊効果：レイ・マーサー

キャスト　シーザー・ロメロ、ヒラリー・ブルック、チック・チャンドラー、ジョン・ホイト、アクア

　　　　　ネッタ、シド・メルトン、ウィット・ビセル、ヒュー・ボーモント、マレイ・アルバー　

　　　　　ほか

米国の原子ロケットが試験飛行中、南太平洋上で行方不明となる。現地に赴いた捜索隊は、ロケットが消息を絶った地点で突如乗っていた航空機が操縦不能となり、付近の孤島に不時着。一行は現地民の情報からロケットが墜落した思われる岩山に足を踏み入れる。だが、そこは不気味な原始植物が密生し、太古の恐竜が生息する“失われた大陸”だった。

50年代の巨大怪獣映画ブームの幕開けを告げた作品で、ストップモーション・アニメ（コマ撮り）による恐竜が大挙登場。トリケラトプスが仲間同士で争ったり、人間を角で串刺しにするなど珍しいシーンも多く、怪獣・恐竜映画ファンの間では隠れた人気作となっている。ＳＦ特撮映像では顔なじみのキャスティングも感涙ものだ。余談だが、1968年に同タイトル「燃える大陸」（渡哲也、松原智恵子　主演）という日本映画がある。