第10幕 人情シネマ館れいんぼう 「おススメホラー映画」
私、すたみながパーソナリティをしております。
FM湘南マジックウエイブ映画ラジオ番組「人情シネマ館れいんぼう」
テーマ「ホラー映画」についてご紹介いたします。
最新映画情報
2025年8月公開予定の映画 84作品の中から厳選4作品!!
①映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ 8/8公開
アニメ「クレヨンしんちゃん」の映画シリーズ第32作。インドを舞台に、鼻の形のリュックに詰まっていた紙によって“暴君”と化したボーちゃん止めようとカスカベ防衛隊が奮闘する姿を描く。
⓶『ジュラシック・ワールド/復活の大地』 8/8公開
前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年後の世界を描く新章。シリーズ初の女性主人公ゾーラ・ベネットを、「アベンジャーズ」シリーズのスカーレット・ヨハンソンが演じる
③バレリーナ:The World of John Wick 8/22公開
復讐に燃える“バレリーナ”を主人公とする「ジョン・ウィック」シリーズ初となるスピンオフ作品。
ロシア系犯罪組織ルスカ・ロマは孤児を集め、暗殺者とバレリーナを育成している。裏社会に名を轟かせる伝説の殺し屋、ジョン・ウィックを生みだしたその組織で殺しのテクニックを磨いたイヴは、幼い頃に殺された父親の復讐のため立ち上がる。だが、裏社会の掟を破ってしまったことで、彼女の前に伝説の殺し屋が現れる。
④ベスト・キッド:レジェンズ 8/29公開
2人のレジェンドから2つの異なる格闘スタイルを学んだ高校生の戦いを描く「ベスト・キッド」シリーズの6作目。「ミーン・ガールズ」のベン・ウォンが主人公のリーを演じるほか、オリジナル版『ベスト・キッド』で主演を務めたラルフ・マッチオが空手の達人ダニエルとして、リメイク版でカンフーの達人ハンとして出演したジャッキー・チェンが同役で出演する。
かおり館長のおススメ「ホラー映画」2作品
🎦「ザ・フォッグ」


製作年:1980年
監督:ジョン・カーペンター
製作:デブラ・ヒル
製作総指揮:チャールズ・B・ブロック
出演:エイドリアン・バーボー 、 ジェイミー・リー・カーティス 、 ジャネット・リー
「ストーリー」
400年前の怨みを晴らすため怪しげな霧と共に港町に現れた亡霊たち。「ハロウィン」と打って変わってショック演出を押え、ムード醸造に努めたカーペンターの判断は正しく、静けさの中に恐怖を感じる正統的なスリラーになっている。生命を持ったかのような霧の効果も印象的。
🎦「クリスティーン」


制作年:1983年
監督:ジョン・カーペンター
製作:リチャード・コブリッツ
出演:キース・ゴードン 、 アレクサンドラ・ポウル 、 アレクサンドラ・ポール 、 ジョン・ストックウェル 、 ロバート・プロスキー 、 ハリー・ディーン・スタントン 、 ロバーツ・ブロッサム 、 ケリー・プレストン
「ストーリー」
内気でいじめられっ子の高校生アーニーは、廃車寸前の1958年型プリマス・フューリーを買い取り、「クリスティーン」と名付る。アーニーの手で修復されていく過程で、車に宿る邪悪な力が目覚め自ら動き出し、アーニーの敵を次々と襲う。
スティーヴン・キングの同名小説の映画化。
マネージャー・すたみなのおススメ「ホラー映画」2作品
🎦「魔界転生」 1981年

監督:深作欣二
製作:角川春樹
出演:沢田研二 、 千葉真一 、 真田広之 、 佳那晃子 、 緒形拳 、 神崎愛 、 室田日出男 、 松橋登 、 成田三樹夫 、 大関優子
ストーリー・説明
江戸時代を舞台にした山田風太郎の同名小説を原作とするアクション時代劇で、豪華キャストと迫力のある演出が魅力の作品です。以下に見どころを簡潔にまとめます:豪華キャストと熱演 千葉真一が演じる柳生十兵衛の剣豪としてのカリスマ性とアクションが圧巻。
沢田研二の天草四郎時貞も妖艶で存在感抜群。
緒形拳、若山富三郎、真田広之など、当時の日本映画界を代表する俳優陣が共演し、個々のキャラクターが際立つ。
見どころ
迫力のアクションと殺陣
深作欣二監督らしいダイナミックなカメラワークとスピーディーな展開。特にクライマックスの大規模戦闘は必見。千葉真一のアクロバティックな動きとリアルな殺陣が、時代劇アクションの醍醐味を体現。
独特な世界観
死者が魔界から復活し、歴史上の剣豪たちが再び戦うというファンタジー要素が斬新。宮本武蔵など実在の人物が異能者として登場し、物語に奥行きを与える。史実とフィクションが融合したスリリングな展開が観客を引き込む。
テーマとドラマ
権力や復讐、運命といったテーマが織り交ぜられ、単なるアクション映画に留まらない深みがある。
天草四郎の悲劇的な背景や、十兵衛の葛藤が物語に感情的な重みを加える。
当時流行った 「呪文」
古き骸(ムクロ)を捨て、蛇はここに蘇るべし、エロイム・エッサイム、エロイム・エッサイム!
我は求め訴えたり! エロイム・エッサイム、エロイム・エッサイム!
さあ!バランガバランガ呪文を唱えよう!
エロイム・・・ヘブライ語で神、エッサイムは悪魔
「神よ、悪魔よ、私の願いをかなえてください」という意味
🎦「エクソシスト」 1973年(52年前)
X(SNS)でホラー映画の中でポストが多かった作品。

監督:ウィリアム・フリードキン
製作総指揮:ノエル・マーシャル
出演:エレン・バースティン 、 マックス・フォン・シドー 、 リー・J・コッブ 、 ジェイソン・ミラー 、 リンダ・ブレア
「ストーリー」
ホラー映画の金字塔として知られ、悪魔憑依と悪魔祓いを描いた作品
ホラーならではの恐怖演出
少女リーガン(リンダ・ブレア)の悪魔憑依シーンは、首の180度回転、空中浮揚、緑色の嘔吐物、卑猥な言動など、視覚的・心理的に強烈なインパクト。
映像美
フリードキン監督の演出は、光と影のコントラストを巧みに使い、不穏な雰囲気を構築。冒頭のイラク遺跡シーンや、メリン神父(マックス・フォン・シドー)が霧の中到着するシーンは印象に残る。
テーマ曲『チューブラー・ベルズ』(マイク・オールドフィールド)は、不気味さと緊張感を増幅し、映画の象徴。この曲をモチーフに北野武監督の「ソナチネ」の音楽を制作させた。
作品のテーマ
善と悪、信仰と懐疑の対立が描かれ、カラス神父(ジェイソン・ミラー)の内面的葛藤や、母親クリス(エレン・バースティン)の絶望と愛が物語に深みを与える。
悪魔がリーガンを選んだ理由として「我々を絶望させるため」という台詞は、哲学的・宗教的な考察。
リアルな演技と心理的恐怖
リンダ・ブレアの怪演は、少女から悪魔への変貌を恐ろしく表現し、ゴールデングローブ賞を受賞。
ホラー映画通 シネマ二ストの椿五十郎さんの「エクソシストとオーメン」の違い
私は『オーメン』と『エクソシスト』の比較を尋ねられた際は、『オーメン』は「動」の映画、『エクソシスト』は「静」の映画だ、と答えています。
『エクソシスト』はその特殊メイクのすさまじさで、下劣な悪魔の行為を臆面もなく描き切るため、見た目、非常にアグレッシヴな作品のように感じられます。逆に、『オーメン』は人が死ぬシーンは工夫が凝らされかなりインパクトの強い場面が多いのですが、血まみれ吐しゃ物まみれになるようなことはない、一種の「品」のようなものまで感じます。
『エクソシスト』は、単なるホラー映画を超えた芸術性と心理的深みを持つ作品。視覚的な恐怖、宗教的テーマ、キャストの迫真の演技が融合し、50年以上経ても色褪せない名作です。ディレクターズ・カット版では追加シーン(約15分)がさらに恐怖と物語の厚みを増すので、併せて視聴がおすすめ。
家族での視聴はショッキングな描写が多いため注意が必要ですが、ホラーや深い物語を求める方には必見
Xのホラー映画
オキシトシン的幸福さん
#私の好きなホラー映画
イット・フォローズ 2014年
カットがとても印象的で好き
ホント嫌〜な怖さが付き纏います
タバスコ(7割)さん
#私の好きなホラー映画
『ジョーズJAWS』既に半世紀前の作品ですが、サスペンス、ホラー、アクション、アドベンチャーなど全てのジャンルを網羅している傑作です。
タクマ大佐さん
#私の好きなホラー映画
私が好きなホラーは九十年代から2000年代で出来てます。
女優霊・リング・ほの暗い水の底から・ノロイ
アクラブ👯♀️🎪さん
私の好きなホラー映画
『羊たちの沈黙』
(原題:The Silence of the Lambs)
厳密にカテゴライズするとサイコスリラーだけど
自分の中では紛れもないサイコホラー映画
OK/NOさん
#私の好きなホラー映画
「アオラレ」
役作りのために大幅に体重を増やして、グラディエーターとは対照的な狂気と恐怖を演じるラッセル・クロウ…マジに怖かった😰
リアルに潜む狂気の世界…
ぺいもんさん
#私の好きなホラー映画
『オーメン』
やってる事がみんなキャッチー。
悪魔の子。666という悪魔の数字など
観た人が「あれがこうでこうなるんだ」と人に話したくなる要素が満載なんです。
その他
『エクソシスト2』
シャイニング(1980)
『悪魔の赤ちゃん』
「呪怨」
番組のHPはこちらです!
スマートフォン・タブレット・パソコンからも聴くことができます。
現在、「Discover us」と「人情シネマ館れいんぼう」がコラボしております。
次回も月曜夕暮れ時に開場する
映画館「人情シネマ館れいんぼう」へのご来場を心よりお待ちしております。
8月からの日曜21時~再放送開始してます!
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投稿を表示毎回、いろんなお題で楽しませていただいております。明日は再放送を聞けるかな?チャレンジしてみます。
さて、ホラーといえば私の子どもの頃はドラキュラ、フランケンシュタインの怪物、狼男の御三家で決まりでしたね。だもんで藤子不二雄さんの「怪物くん」では、この3人(?)が召使で人間界についてきてた訳なんですが。
今回のお題がホラーということですが、最初は古典的に『魔人ドラキュラ』とか『フランケンシュタインの花嫁』なんてのを考えてたんですが、最新のホラー『ノスフェラトゥ』をオススメしなければ吸血鬼好きの沽券にかかわるってもんです。
ということで久しぶりに劇場へ足を運んだ『ノスフェラトゥ』のどこがいいか、いや、怖いかを語りたいと思います。
まず、ノスフェラトゥことオルロック伯爵の存在感が凄い。目力の強さはビル・スカルスガルドの特徴でしょうか。私は『It』をちゃんと観ていないのですが、あのピエロも彼が演じたということで怖い役が得意なんでしょうか。とにかく、特殊メイクかCGかは分かりませんけども長身で長い爪の異形の存在なのは第1作のマックス・シュレック、2作目のクラウス・キンスキーと同じなのですが禍々しさは前2作を凌駕していると思います。
次に撮影の美しさが挙げられます。19世紀の蝋燭やランプの灯りによる光と影を活かしたレンブラントの絵のような映像、夜の場面も多いけれど漆黒の闇と青い空が深い暗さを表現していて、そこから現れる邪悪な存在を想像させてくれます。
同様に衣装や建物も当時のそれを再現していると思われます。近世のドイツにいたことがないのでイメージですが。そこに現れる死のメタファ、オルロック伯爵、彼の行く先に現れる鼠の群れは中世のヨーロッパ人口の半分を殺したペストを連想させ、実際にペストの蔓延が市民を恐怖に陥れていく過程も恐怖を醸し出しております。
以上、長々と書いてまいりましたが、ホラー好きなら一度、ご覧になることをオススメします。
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投稿を表示『ザ・フォッグ』が出てくるとはさすがです!
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投稿を表示裸の王様がやってきた渡瀬恒彦主演の「震える舌」だね。