トップ > DISCASレビュー > 心に響く > アバター ぺぺ 2025/08/16 08:57 アバター ジェームズ・キャメロンの『タイタニック』以来12年ぶり大スケール作品です。 いいね 共有する 共有する X facebook LINE リンクをコピー コメントする 1 件の返信 (新着順) ミュートしたユーザーの投稿です。 投稿を表示 さっちゃん 2025/08/16 12:45 ぺぺ 本作の見所は二つあると思います。 まず、その一つは異星の自然環境を緻密に、そして想像できる限界まで設定したことです。色彩を鮮やかにしたのは、そこに住む生物の”生”を象徴しているのではないでしょうか。 もう一つは、人類が異星人を支配して搾取するという構図です。これは、昔のアメリカ先住民(アメリカ以外でもヨーロッパからやって来た人間が先住民を支配し、搾取するという構図は変わりません。)へのヨーロッパからの移住者のやったことのメタファだと思います。 しかし、支配者側の人間が先住民の中で暮らすうちに仲間に反旗を翻すことにより支配を覆すという、過去の西部劇と逆のプロットになっていて、それがカタルシスになるという点が面白いと思います。なぜなら観客は悪役の地球人なのですから。 いいね 返信する ミュートしたユーザーの投稿です。 投稿を表示 ぺぺ 2025/08/16 13:02 さっちゃん コメントありがとうございます。 そういう見方があったのですか! 大変参考になります。 確かに自然の色彩は鮮明で鮮やかでした。 誰かが誰から搾取するという構図は資本主義象徴ですね! いいね 返信する
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投稿を表示本作の見所は二つあると思います。
まず、その一つは異星の自然環境を緻密に、そして想像できる限界まで設定したことです。色彩を鮮やかにしたのは、そこに住む生物の”生”を象徴しているのではないでしょうか。
もう一つは、人類が異星人を支配して搾取するという構図です。これは、昔のアメリカ先住民(アメリカ以外でもヨーロッパからやって来た人間が先住民を支配し、搾取するという構図は変わりません。)へのヨーロッパからの移住者のやったことのメタファだと思います。
しかし、支配者側の人間が先住民の中で暮らすうちに仲間に反旗を翻すことにより支配を覆すという、過去の西部劇と逆のプロットになっていて、それがカタルシスになるという点が面白いと思います。なぜなら観客は悪役の地球人なのですから。