30代をしっかり折り返した、わたげです。

ちょっと前の話になっちゃいますが

GW期間に観に行かせてもらったこの映画は

とある中学2年の学級に密着したドキュメンタリー。再上映を心待ちにしてました。

顔出し実名有りの映画という性質上

円盤化も配信も予定されていないという作品。

これがかかってるなら観なきゃあ今年の春を終われないやろっと思いまして

自分も気持ちを盛り上げるために

あの頃のように、生活指導の身だしなみ検査にひっかからないようにするべく

伸び気味の髪を切ってから、はりきって映画館へ…（刈り上げないベリショ）

見事、無事ノックアウトされました。

誰もがこの中の誰かには感情移入させられそうな、とっても解像度の高い青春映画でした。

クラスの生徒たちの、普段の表情をなるべく映し出しそうとしていて、撮り手がすごく親密度高く接していたんだろうなあと感じられました。

編集の妙もあり、幾重にも重なるエピソードが絡んでいくにつれ化学反応が起きるかのごとく、生徒たちの魅力が増し増しに引き出されていきました。

平々凡々で、良くある話ばかりでもあるけど、嘘がないリアルさにドラマを感じさせるのはなかなか出来ないすごい事でもある。

エンドロールまで最高！

まだ観ていたい！ってなってました。

かかっている映画館非常に少ないとは思いますが、おすすめしたい一本です。