DISCASレビュー

k.a
2025/10/12 14:21

スペイン一家監禁事件

『スペイン一家監禁事件』(2010)は、ルイス・ベルナルド・ラサロ監督によるスペインのホームインベイジョン・ホラー。スペイン郊外の豪邸に引っ越してきた家族(フェルナンド・カヨ、マニュエラ・ヴェレら)が、引っ越し初日の夜に覆面の強盗3人組に監禁され、金品強奪と残虐な拷問の標的にされる。ハンディカム風の監視カメラ映像を交えたリアリティあふれる演出、家族の絶望と抵抗の心理描写、息詰まる緊張感が魅力だが、過酷な暴力と無力感の描写がトラウマ級で、グロやエロは控えめながら精神的恐怖が強い。Filmarks平均3.3点と賛否両論。ホームインベイジョンやリアル系ホラー好きにオススメ。

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