DISCASレビュー

『ゾンビ大陸 アフリカン』（2010）は、ハワード・J・フォード＆ジョン・フォード監督によるイギリスのゾンビホラー。内戦中の西アフリカで、家族のもとへ帰還中の米兵マーフィー（ロブ・フリーマン）が、謎の感染で人々がゾンビ化する中、現地兵デンベレ（プリンス・デヴィッド・オセイア）と出会い、荒野をサバイバルしながら脱出を目指す。広大なアフリカの風景を活かしたロードムービー風の展開、のろのろとしたゾンビのリアリティ、社会風刺や人種問題の要素が特徴だが、冗長な中盤と低予算らしい粗さで賛否両論。ハードコアなゾンビサバイバル好きにオススメ。