DISCASレビュー

Y2K

　1999年　アメリカ　劇場未公開

スタッフ　 監督：リチャード・ペピン　製作：ジョセフ・メルヒ、リチャード・ペピン　　　　　　　　　　　　　  　　　　　脚本: テリー・カニンガム、ミック・ダルリンフル

キャスト　 ルイス・ゴセットJr.、マルコム・マクダウェル、サラ・チャルク、エド・オルス、　　　　　  　　　　　レイチェル・ヘイワード、ジェイムズ・ウールヴェット、イズマエル・カルロ、ほか

コンピューターの２０００年問題を題材に、人類滅亡の危機に挑むプロフェッショナルたちを描くアクション・サスペンス。西暦２０００年１月１日。ペンタゴンのスーパー・コンピューターに異常が発生し、南米にある米軍の極秘ミサイル基地が制御不能となる。しかも、ミサイルの軌道がロシアとキューバに設定されてしまう。システムを解除するため特別チームが編成されるが、現地の麻薬組織の妨害により一行は苦戦する。

2000年問題は当時ソフトウェアやコンピューターに関わる仕事に携わっていた人々を恐怖の渦に陥れ、Microsoftでも発電機を詰め込んだセミトレーラーが持ち込まれ、多くの社員が会社で年越しを行ったとのこと。幸いにも大きな混乱なく2000年は訪れましたが、この2000年問題の影響が20年経過した2020年になって現れています。企業が詳細を明らかにしていないため、2020年バグの影響がいつまで続くかは不明とのことですが、修正によって問題が再び先送りにされた場合、同様の不具合が再び起こる可能性もあるとのことです。