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私の好きな映画

matchypotter
2023/04/24 15:41

喧嘩上等!四露死苦!!

喧嘩上等!四露死苦!!

 

4/21公開『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編ー運命ー』6/30公開『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編ー決戦ー』東リベの続編の劇場版が続く。


中学・高校と比較的グレてもなくて、むしろ真面目に過ごしてきたのに、なぜだかこの手のヤンチャなヤンキーや暴走族の映画を観ると、血が滾る!のは私だけか。
たぶん、私だけではないから映画がヒットする。映画館に足を運ぶのは何も彼らと同じようなヤンキーだけではない。


この手の映画を観るとなぜか強くなった気になる。が!実際それは全くの気のせい。だけどなぜか観た帰り道は肩で風を切って、靴のカカトを踏んでズカズカ歩いてみたりする
そして、目の前に“本物”が現れた瞬間に都合良く“現実”に戻り、進路をめちゃくちゃ大回りして回避する。脳内では肩がぶつかった時の威勢の良いシミュレーションをして準備を整えるが、それは脳内で終わる、いや、終わらせて家路を急ぐ。

 

そんなヤンキー映画。男の子に無限の(脳内)無敵バイタリティを授けてくれるシリーズ、一部をご紹介。


1.『東京リベンジャーズ』

これは完全に大人になってからハマった。会社の後輩にコミックを勧められたが最後。そこからTSUTAYAのコミックレンタルで当時の最新巻まで一気に読んだ


まず主人公タケミッチーのキャラクターヤンキーとしても、一般男性としても中途半端だった彼がどんどん逞しく変わっていきながら大事なところは変わらない。
地ベタを這いつくばろうと、相手にボコボコにされようと、絶対無理なお題目だとうと、大切な恋人や仲間や居場所を守るために過去と現在を行き来して少しずつ少しずつ事態を変えては一喜一憂して、
時には想定外の事態に飲まれたりしながら人として成長する物語がアツ過ぎる。

(c)和久井健/講談社 (c)2020 映画「東京リベンジャース」製作委員会

それを、最近の個人的推しの北村匠山田裕貴をはじめ、コミック原作に結構寄せてるキャラクターたちが躍動する姿。
青春×ヤンキー×タイプリープという良いトコ獲りを見事に融合させた最高のヤンキー映画シリーズ。

 

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東京リベンジャーズのmatchypotterの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画

(c)和久井健/講談社 (c)2020 映画「東京リベンジャース」製作委員会

2.『クローズZERO』

元祖にして王道青春×ヤンキー映画。実はこれは原作コミックを読破してないが、全く問題なし
小栗旬山田孝之桐谷健太綾野剛上地雄輔ほか、個人的には『東リベ』よりも当時の世代的にも近いので今観てもアツくなれるシリーズ。

(C)2007?橋ヒロシ/「クローズZERO」製作委員会

とにかく荒れ果てまくった高校の中での天下取りが、やがて荒れ果てまくった高校同士の天下分け目のガチンコ抗争に発展していく流れ。
“昨日の敵は、今日の友”ではないが、本気の拳と拳でぶつかり合った者しかわからない世界がそこにある。男児が憧れるカッコよさのすべてがココにある。

(C)2009高橋ヒロシ/「クローズZEROⅡ」製作委員会

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クローズZEROのmatchypotterの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
クローズZERO IIのmatchypotterの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画

(C)2009高橋ヒロシ/「クローズZEROⅡ」製作委員会

3.『HiGH&LOW THE MOVIE』

世代的には前述の2と1の間の世代のような。とはいえ、こっちにも山田裕貴出てるけど。山田裕貴、ほんと好き。ゴーカイジャーの頃から好き。


このシリーズはいわゆる“EXILE TRIBE”が中心となっているヤンキー映画だが、世界観が独特
中学・高校同士の喧嘩や、暴走族の抗争ともちょっと違って、とある“S.W.O.R.D”と呼ばれるエリアその頭文字を取ったいくつかの派閥に分かれている。それらをそれぞれ束ねている組織があるが、
世代や背景が全く違い、個性も全く違う。そんな群雄割拠なエリアにさらに利権が絡み、別の力が働き、その組織同士の絶妙なバランスが崩れ始め、戦国時代さながらの政治と抗争に発展していく。

(C)「HiGH&LOW」製作委員会

“EXILE TRIBE”とこの世界観の相性が抜群。というか、それありきで脚本を作ってる部分もあるのだと思うので、どの派閥もそれなりに均等に描かれ、1対1ではない構図で骨太な物語。
こちらもしっかり“昨日の敵は~”を入れ込みながら、その派閥の特色を明確にしてわかりやすい。

(C)2017「HiGH&LOW」製作委員会

なにより彼ら“EXILE TRIBE”山田裕貴林遣都『ガチバン』シリーズで鍛え抜いた窪田正孝などの身体能力。これが思う存分に発揮される超ド派手ヤンキースタイル

しかもシリーズを追うごとに新しい世代が台頭してきたり別の原作コミック『WORST』ともクロスオーバーし、派閥世代世界一糸乱れぬ下剋上状態。

(c)「HiGH&LOW THE WORST」製作委員会 (c)高橋ヒロシ(秋田書店)、HI-AX (※高橋ヒロシの「高」は、はしごだかになります。)

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HiGH&LOW THE MOVIEのmatchypotterの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKYのmatchypotterの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
HiGH&LOW THE MOVIE3 / FINAL MISSIONのmatchypotterの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
HiGH&LOW THE WORSTのmatchypotterの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画


やっぱり、書いてるだけでテンションが上がる
 

あの頃のやり場のない悶々としたエネルギーが、それが今ではほとんど跡形もなく錆びついてしまっているエネルギーが内から目覚めようとしてくるかのような感覚。
 

目覚めたところで急に誰かを殴りつけたり、暴れたりはできないんだけど、代わりに彼らがそれを画面上でやってくれているという間接的な発散ができる映画。

 

喧嘩上等!四露死苦!!

(※最終的には実生活で1回も言ったことがないこれが言いたいだけのコラム 笑)

 

(c)「HiGH&LOW THE WORST」製作委員会 (c)高橋ヒロシ(秋田書店)、HI-AX (※高橋ヒロシの「高」は、はしごだかになります。)

<完>

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