ストーリー

「ドリヴン」（原題：Driven、2001年）のサウンドトラックは、レニー・ハーリン監督のレースアクション映画を彩るBT（ブライアン・トランソー）のスコアと、多彩なアーティストによる楽曲が特徴。シルヴェスター・スタローン演じるジョー・タントとキップ・パーデュー演じるジミー・ブライのレースの世界を、タントリックの「Breakdown」やジョー・ディー・メッシーナの「Burn」、リアン・ライムスの「Soon」といったロック、カントリー、ポップのミックスが演出。BTの「Satellite」や「I’m Not Driving Anymore」は、テクノとトランスの要素でレースの疾走感を強調。全体として、映画のアドレナリン全開の雰囲気と多様な観客層を意識した選曲が特徴だが、流れがやや散漫で映画の文脈に依存する印象も。アクションと2000年代初頭の音楽を愛するリスナーに最適。