DISCASレビュー

『ダーク・フェアリー』（2010、原題：Don’t Be Afraid of the Dark）は、トロイ・ニクシー監督、ギレルモ・デル・トロ製作・脚本によるホラー映画。1973年のTV映画のリメイクで、ロードアイランドの古い屋敷に引っ越してきた少女サリー（ベイリー・マディソン）が、地下室で封印されていた邪悪な妖精クリーチャーに遭遇。継母キム（ケイティ・ホームズ）と父アレックス（ガイ・ピアース）が彼女を信じない中、クリーチャーの襲撃が始まる。デル・トロらしいゴシックな雰囲気、クリーチャーデザイン、少女の視点での恐怖が魅力だが、ストーリーの単純さとホラー要素の控えめさで批評は賛否両論。ゴシックホラーやクリーチャーもの好きにオススメ。