オーシャンズ8
『オーシャンズ8』は、私にとって女性キャストの華やかさとスマートな犯罪計画が最高に楽しい、夏にぴったりの爽快ケイパー映画です。2018年の作品で、サンドラ・ブロック演じるデビー・オーシャンが、出所後に妹分ルー(ケイト・ブランシェット)と組んで、メットガラで150億円相当のカルティエのネックレスを狙う大掛かりな強盗計画を立てるストーリー。オーシャンズシリーズのスピンオフとして、ダニー・オーシャンの妹という設定が上手く活かされてるんですよね。
まず最高なのは、キャストの豪華さとケミストリー。サンドラ・ブロックのクールで計算高いリーダーっぷり、ケイト・ブランシェットのスタイリッシュで皮肉屋な相棒感、リハナの天才ハッカー、ヘレナ・ボナム=カーターの風変わりなファッションデザイナー、アン・ハサウェイの派手なセレブ女優、ミンディ・カリングのインド系宝石職人、サラ・ポールソンの詐欺師…全員が個性的で魅力的すぎて、画面が華やかすぎる! 特にメットガラのシーンは、ドレスやジュエリーが美しすぎて目の保養。ファッションと犯罪が融合した世界観が、めちゃくちゃおしゃれでワクワクするんです。
計画の進行がシリーズ伝統の「緻密で予測不能」な感じで、カメラワークもエレガント。どうやってネックレスを盗むか、偽物とすり替えるか、セキュリティを突破するか…一つ一つのトリックが明かされる瞬間が爽快で、観てるこっちまで「やられた!」ってニヤニヤしちゃう。ユーモアも軽快で、女性チームならではの視点(メイクで変装したり、ファッション業界を活用したり)が新鮮。悪役っぽいアンドリュー・バラッドの保険調査員も、意外と憎めなくて笑える。
もちろん、オリジナル『オーシャンズ11』ほどの緊張感や深みはないし、ストーリーが少し軽めで予定調和っぽい部分はある。でも、それが逆に「気軽に楽しめるエンタメ」として完璧。観終わったあと「女の子たちって最強!」って気分になって、心がポカポカするんですよね。