シャドウハンター
シャドウハンター
2013年 アメリカ・ドイツ・イギリス・カナダ合作 劇場公開:2014年4月19日
スタッフ 監督:ハラルド・ズワルト 脚本:ジェシカ・ポスティゴ・パケット 製作:ロバート・
クルツァー、ドン・カモーディ 製作総指揮:ボブ・シェイ、マイケル・リン、マーティ
ン・モスコウィック 原作:カサンドラ・クレア「シャドウハンター 骨の街」 音楽:
アトリ・オーバーソン 撮影:ガイア・ハルトリ・アンドレセン 美術:フランソワ・セ
ギュアン 衣装:ガーシャ・フィリップス
キャスト リリー・コリンズ、ジェイミー・キャンベル・バウアー、ケヴィン・ゼガーズ、ジェマイ
マ・ウェスト、ロバート・シーハン、ロバート・マイエ、ケヴィン・デュランド、ゴッド
フリー・ガオ、レナ・ヘディ、ハリー・ヴァン・ゴーカム、CCH・パウンダー、ジャレッ
ド・ハリス、ジョナサン・リース=マイヤーズ、エイダン・ターナー ほか
ニューヨークで平穏な生活を送ってきたクラリーの世界がある日一変した。母親ジョスリンが忽然と姿を消し、そこに突如現れた魔物に命を狙われたのだった。成す術のないクラリーを救ったのは、不思議な力を持つブロンドの青年ジェイスだった。ジェイスの美しさと不思議な能力に魅せられ、クラリーは”シャドウワールド”と呼ばれる、ニューヨークの裏に隠されたヴァンパイアや人狼が息づく闇の世界に足を踏み入れていく。ジェイスと共に母親を捜索するうち、クラリーは自分には備わっているはずもないと思っていた能力に目覚め、そしてジェイスも、そんな彼女に激しく惹かれていくのだった。

C・クレアのベストセラー小説「シャドウハンター」シリーズの第1作「骨の街」を映画化したファンタジーアクション。現代のニューヨークを舞台に、人知れず暗躍する妖魔と、妖魔を狩るべく宿命づけられた“シャドウハンター”たちの闘いを描く。リリー・コリンズ演じる主人公がなんか意味深なマーク描いているとかそんなちょっとミステリー仕立てがいい感じで、舞台が現代っていうのも良かったですね。現代のなかに潜むファンタジーって感じでぐいぐい惹きこまれます。ただ、序盤はけっこう楽しませてくれましたが、後半になるにつれて、物語はどんどん訳の分からない方向に。いろいろな要素をつめこみすぎて、もはや訳がわからん状態に。前半の、潔いほどわかりやすく、王道ファンタジーアクションで良い味出していたのにあのシンプルさはどこへ。