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2025/10/05 17:21

大怪獣東京に現わる

大怪獣東京に現わる

 1998年 松竹 劇場公開:1998年9月26日

スタッフ 監督:宮坂武志 脚本・原案:NAKA雅MURA 音楽:鈴木大介 撮影:坂江正明 

     企画:中澤道弘、清水敬弘 製作:木村政雄、古里靖彦、渡邊惇 

キャスト 桃井かおり、本田博太郎、角替和枝、吉行由実、高松英郎、竹内力、奥野敦士、斉藤律、

     田口トモロヲ、西山由海、柏谷享助、田京恵、沢木麻美、中家正道、辻つん、倉前志保、   

     上野潤、益子智行、広岡辰巳、石山雄大、花原照子、平野勇樹、崎山凛、斉藤りつ ほか

ある日、正体不明の大怪獣が東京湾に現れ、首都・東京を壊滅状態に追い込んだ。一方その頃、福井県坂井郡三国町の住民たちは、そのニュースを報じるテレビ番組をどこか他人事のような感覚で見ていた。仲良し奥さんたちや家族と、食料を買い込んだり預金の心配をしたり怪獣について論じたりと大騒ぎの専業主婦・田所君枝。自分史「不死鳥の街に生きて」の完成を目前に控えて、追い込みをかけている老人・大沢彦二郎。遂に裁きの時がきたとばかり、布教活動に熱を入れる新興宗教の信者・桜沢亮子。そして、その勧誘にまんまとひっかかる三浪の受験生・小暮隆。更に、君枝の友人の伸子の娘・千恵子は怪獣騒動にキレた教師・堀に襲われ、東京からやってきたバンド、サマータイムのメンバーは福井見物に乗り出す始末。また、若いカップルの瞬也と朋美は、朋美の妊娠問題で怪獣どころの騒ぎじゃない。しかし、彦二郎の娘・桂子だけは東京にいる恋人の安否を気遣い気が気ではなかった。そんな矢先、怪獣が進路を変え、北上を始めたのである。このままでは福井にやってくる可能性が!

『大怪獣東京に現わる』は、松竹が公開した日本映画です。日常生活が怪獣の出現で崩壊する様子を描くコメディタッチの怪獣映画の一種である。ただし、本編には怪獣本体やそれを含む特撮映像は一切登場しない。第一の怪獣(有明埠頭から東京に上陸したトカゲ型(恐竜型)の怪獣。身長80メートル。俊足と口から吐く火が武器)第二の怪獣(福岡から上陸したカメ型の怪獣。ジェット噴射による飛行能力を持つ)怪獣が出現し上陸したというニュースが入る。そこに主婦友達も集まってきて、一緒にお茶しながらニュースを見る。「やーねー」「怖いわねー」など言っていると、急に、お母さん方は、「食糧品買っとかなきゃ!」と大急ぎで買い出しに出掛けたりする。そこから、いろいろな登場人物が出て来て、とっ散らかっていく。まともな人もいるが、神様⁉︎が現れたり、オカルトおばさんや、変態教師が出て来たりする。さて、この映画をどう観るかそれはあなた次第です。

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