【おしゃれな卒業前夜】"プロム"が登場するおしゃれな映画5選
3月にご卒業された皆さん、ご卒業おめでとうございました。
そしてこれから入学される皆さん、おめでとうございます。
「映画に見つける、おしゃれとメッセージ〜映えと深読みと、ひとつまみの恐怖。〜』
をテーマに、"おしゃれな映画" や "映画のおしゃれポイント"を紹介しているSéaです。
映画をたくさん観ている方の中には、"映画と卒業"といえば"プロム"が思い浮かぶ方もいるのではないでしょうか。今回はそんなプロムが登場するおしゃれな映画を5つに分けて紹介します!
〜前提知識:"プロム"って?〜
プロム(Prom)とは、"舞踏会"を意味する"プロムナード(Promenade)"の略称で、イギリス・アメリカ・カナダにおいて、高校3年生の学年最後に開かれるダンスパーティーのことです。
高校2年生から3年生に進級する時にも"ジュニア・プロム"が存在し、卒業前夜のプロムは"シニア・プロム"というそうですが、映画やドラマで一番取り上げられるのはやっぱり卒業前夜の"シニア・プロム"が多いイメージですね。
(原則)男女ペアでの参加が多く、一般的には男子側が女子側を誘う形でペアを決めるので、
卒業前夜のプロムまでにパートナーが見つからなかったり、好きな相手と組めなかったりすることが多々あるのも現実。
その駆け引きが、明るい面でいえば甘酸っぱい青春のキラキラや恋愛成就のキュンキュンにも繋がるし、逆に暗い面でいえば失恋の悲しみや仲間外れの孤独の原因にもなり、映画などでも描かれる様々なドラマが生まれるのです。
〜プロムの何がおしゃれなの?〜
【おしゃれポイント①:ドレスコードでキメた学生達】
プロムに参加する際はフォーマルな格好をするものと相場が決まっています。
クールに決めたスーツやゴージャスなドレスに身を包んだ、いつもとは違う学生達の姿に目を奪われてしまう機会を与えてくれるのが、プロムなのです。
【おしゃれポイント②:きらびやかな会場で音楽&ダンス】
プロムは学校生活や学年のラストを彩る、記念すべきイベント。
学生達はもちろん、時には学校や保護者も気合を入れて協力し、その夜を最高の思い出にすべく会場を作り上げます。
カラフルにデコレーションされた空間にノれる音楽が響き、皆で自由に踊り、盛り上がる。非日常的な夜の雰囲気は、最高におしゃれに見えますよね。
といったおしゃれな雰囲気を味わえる、海外作品ならではのプロム。
以下では、そんなプロムがさまざまな形で描かれる作品を5つに分けて紹介します。
1.恋に乾杯!オーソドックスなプロム
『ヴァージン・スーサイズ(1999)』や『いま、輝くときに(2013)』では、恋する男女が誘い合ってダンスパーティーに行くという、オーソドックスなプロムのおしゃれさに浸ることができます。
2.恋ばかりじゃない!自由に楽しむプロム
『レディ・バード(2017)』のプロムシーンは、"プロムを楽しめるのは恋の戦いに勝った人々だけじゃない!"という自由な楽しみ方を教えてくれます。
3.差別に負けない!"みんなのプロム"
Netflixオリジナルのミュージカル映画である『ザ・プロム(2020)』は、その名の通りプロムをメインテーマにした作品。
ある学生がレズビアンであることを理由にプロムパーティーを廃止してしまった同性愛者アンチのPTAに、落ち目のミュージカル俳優や歌手が結託して立ち向かいます。
4.ヒーローだって、好きなあの子と踊りたい!
トム・ホランド版スパイダーマン第1作となる『スパイダーマン:ホームカミング(2017)』では、スパイダーマンとして顔を隠して戦っている高校生ピーター・パーカーが、勇気を出して上級生をパーティーに誘います。
5.血まみれ!?悲劇のプロム
有名ホラー映画でもある『キャリー(1976)』で、プロムは他の映画とはケタ違いの過激な夜になります。いじめられっ子のキャリーが悲惨な目に遭った時、会場はどうなってしまうのか?
人気女優クロエ・グレース・モレッツ主演のリメイク版も合わせてお楽しみください!
〜おわりに〜
今回は憧れの卒業前夜パーティー"プロム"が登場する映画を5作品紹介しました。
観たい作品が見つかった方はぜひ、海外のおしゃれな卒業パーティー文化に浸ってみてくださいね。
最後までお楽しみいただき、ありがとうございました!