ストーリー

「陽だまりのグラウンド」（原題：Hardball、2001年）のサウンドトラックは、ブライアン・ロビンス監督のヒューマンドラマ映画を彩るジャーメイン・デュプリがトータル・プロデュースしたヒップホップとR&Bを中心としたアルバムが特徴。キアヌ・リーヴス演じるギャンブラー、コナー・オニールがシカゴの貧民街で少年野球チームを指導する物語を、90年代後半のストリートカルチャーを反映した音楽が演出。

主な収録曲には、リル・バウ・ワウ、リル・ウェイン、リル・ゼイン、サミーによるユニットLil Rascalsの「We R Da Rascals」、ジャギド・エッジの「Where the Party At」、ダ・ブラットの「What’chu Like」、エクスケイプの「My Little Secret」など、So So Defレーベルのアーティストが多数参加。R.ケリーの「Fiesta」、ノートリアス・B.I.G.の「Big Poppa」、モブ・ディープの「Survival of the Fittest」も収録され、ブルックリンの荒々しい雰囲気を強調。新人Fundishaの「Straight From Da Heart」も注目。全体として、映画の都会的でハートウォーミングなテーマを音で体現した一枚で、単体でもヒップホップのエネルギーが楽しめる。ヒップホップや青春ドラマのファンに最適。