DISCASレビュー

カッツ
2025/12/29 13:07

アデル、ブルーは熱い色

2013年/フランス

2013年のフランス映画『アデル、ブルーは熱い色』は、第66回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞し、世界的に高い評価を得た恋愛ドラマである。多くの人が絶賛していることからDVDで鑑賞し、さらに時間を置いてもう一度観てみたが、残念ながら自分にはその魅力を十分に感じ取ることができなかった。

本作は若い女性同士の恋愛を描いており、主人公アデルの揺れ動く心情や、恋の高揚と痛みが丁寧に表現されていると言われる。しかし、私にはその“女性の心の機微”がうまく理解できず、物語の深い部分に入り込むことが難しかった。R-15指定である理由も、作品のテーマ性と結びつけて捉えることができず、やや戸惑いが残った。

おそらく、この作品が持つ繊細な感情の流れや、アデルの内面の変化は、同じ感性を共有する人が観れば強く響くのだろう。私にとっては距離を感じる作品だったが、それもまた映画との出会い方の一つなのだと感じた。

コメントする
1 件の返信 (新着順)

この映画は失恋した後も続く日常を描いていたり、フランスという国の階級の違いも描いているんですよね。エマは芸術家で上流階級、アデルは教師を目指す労働者階級。フランスでは芸術家の方が身分が上という違い。ドキュメンタリータッチで3時間近く描くことで自分も疑似体験をしているような感覚になりました。


カッツ
2025/12/30 12:52

そうなんですね。そうゆう背景があったのですね。それを頭に入れて、また借りて見てみます。

生々しい性描写で現わす熱いラブシーンから失恋、そして平凡な日常の変化。
上映時間3時間という長さから途中退屈さも出てくるのは、恋愛における倦怠感も現わしてるように感じました。