DISCASレビュー

エアポート　トルネード・チェイサー

　2009年　ドイツ・オーストリア

スタッフ　監督：エッツアルト・オニーケン　脚本：ピーター・エンゲルマン

キャスト　ヴァレリー・ニーハウス、マックス・ティドフ、ザヴィエ・フッター、

　　　　　マヌエル・ウィッティング、エルウィン・スタインハウアー　ほか

空港へ着陸直前に異常な嵐に遭遇した旅客機。危険と判断した女性機長のアンドレアは、小型機用の飛行場に強行着陸して難を逃れるが、会社は嵐の存在を否定し彼女に責任を負わせる。局地的な嵐「スーパーセル」の実在は立証されていなかったのだ。そこで彼女は気象学の教授に協力し、小型機で嵐に突入する荒くれ飛行士たちとともに、「スーパーセル」の証拠を入手すべく、荒れ狂う空へ挑むのだった。

この「スーパーセル」を廻ってのパニック映画か何かのアクションものだと思ったら、いきなり恋愛もの、ちなみにカバーイラストには嵐を衝いて飛ぶジャンボジェットが描かれてますが、アンドレア機長が操縦するのはジャンボではなく普通の旅客機、しかも冒頭15分しか登場しない。Ｂ級テイストがあふれているが、ラストの嵐のシーンはちょっとドキドキだった。