アレが☆パラダイス
2025/07/05 20:37
コンテイジョン
香港から出張帰りの女性が謎のウイルスに感染し、
インフルエンザのような高熱や倦怠感や咳などの症状を訴えるが、死亡してしまう。
そこからウイルスがどんどん蔓延していって世界中がパニックになるパンデミック映画。
ウイルスの出どころは何だったのか突き止めようと奮闘したり、早急にワクチン開発を進めたり、生物兵器のテロではないのか?と陰謀論が広がったり、政府への不信感、科学的根拠も何もない食べ物が効果あると言って儲ける者が現れたりとウイルスに振り回される人々の様がとてもフィクションとは思えないほどリアルである。
しかもこの映画は、スティーヴン・ソダーバーグ監督が2011年に制作した作品なのだが、2020年初頭から始まったコロナ過を予言しているかのような内容でコロナのドキュメンタリーのようでびっくりする。2025年は、たつき諒さんが見た夢の予言漫画が話題になっていたが、この映画の方がよっぽど説得力のある予言映画である。
違いはスティーヴン・ソダーバーグは予言のつもりで映画を製作していないという点である。
コロナ云々関係なくとても面白い作品なのだが、コロナ後に改めてこの作品を観るとその生々しさに戦慄が走りました。
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投稿を表示コロナ後に見ましたが、リアル過ぎて驚きました。
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投稿を表示はじめまして、さっちゃんと申します。
本作はコロナ禍よりも、かなり前の映画なのですが、現実のパンデミックをなぞるかのような展開が怖い作品でした。
保健関係や国の機関の人間が、また、一般市民でも家族が感染した人が、それぞれその場所でできる限りのことをしようと懸命に頑張るのに対して、ジュード・ロウが演じるネット・ジャーナリストがフェイク・ニュースを広めたり、利益を貪ったりする存在として置かれているのがリアルでした。
現実のコロナ禍でもワクチン陰謀論や間違った情報がネットで拡散されたことを思えば、人間の賢明さと愚かさは混在しているという現実を描いた映画だと思います。