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2026/01/11 11:52

戦慄の狼男 別題「狼男 謎の連続殺人」

戦慄の狼男

別題:「狼男 謎の連続殺人」MOON OF THE WOLF

 1972年 アメリカ 劇場未公開

スタッフ 監督:ダニエル・ペトリ 原作:レスリー・H・ウィッテン 脚本:アルヴィン・サピン

     スレイ 製作:エヴェレット・チェンバース、ピーター・トーマス 撮影:リチャード・

     C・グローナー 音楽:バーナード・シーガル 編集:リチャード・ハルシー

キャスト デヴィッド・ジャンセン、バーバラ・ラッシュ、ブラッドフォード・ディルマン、ジョン・

     ベラディノ、ジェフリー・ルイス、ローヤル・ダーノ、ジョン・デイヴィス・チャンドラー

町外れの山中で女性の遺体が発見される。女性の名はエリー・バリファー。病で寝たきりのヒュー神父の娘だった。当初、野犬に噛み殺されたと思われていたが、保安官のアローンは検死医から左利きの男による殺人事件だと聞かされる。アローンは殺されたエリーの身辺を調査する内に三人の容疑者を絞り込む。エリーの兄のローレンス、検死医のドルートン、第一発見者のガーマンディー.Jrの三人だ。しかし、そこに第二の殺人が起る。殺されたのは容疑者の一人だった。その殺され方からアローンはヒュー神父の言葉を思い出す。それは「ルガルー」、フランス語で「人狼」を意味する言葉だった・・・。

「逃亡者」のデビッド・ジャンセンが挑むモンスター・ハンター・ストーリー。本作は劇場公開作品ではなくテレビ映画ゆえに視聴者を卒倒させるような恐怖演出は控えられ、血もほとんど出ない。ホラー映画としては物足りない。後年の「ハウリング」とか「狼男アメリカン」とかの狼男っていうより、メイクもユニバーサル映画風狼男で、普通の人間に顔に毛が生えてる、みたいな感じです。それでも、殺人事件を題材に「狼男が誰なのか?」という点の深まる謎をサスペンスとして描いているのが印象深く、お話しにグイグイ引き込まれて古いテレビ映画なのにラストに至るまで眼が離せず、最後まで十分楽しめます。

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