k.a
2025/07/02 07:09
007 消されたライセンス / サントラ 洋画オリジナル
『007 消されたライセンス オリジナル・サウンドトラック』は、1989年のジェームズ・ボンド映画第16作を彩るアルバムで、マイケル・ケイメンがジョン・バリーの代わりに音楽を担当。主題歌「Licence to Kill」(グラディス・ナイト)は、「ゴールドフィンガー」のホーンラインを引用し、力強いR&Bが特徴だが、米ビルボードでは最高69位(R&Bチャート)と控えめ。エンディング曲「If You Asked Me To」(パティ・ラベル)は情感豊か。「Pam」や「Dirty Love」(ティム・フィーハン)など歌モノ4曲を含むが、劇伴は緊迫感あるも印象に残りにくい。全10曲で映画のシリアスな雰囲気を反映するが、ボンドらしい華やかさはやや控えめ。アクションシーンを思い出すには最適だが、単体では地味な印象の一枚。
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