DISCASレビュー

k.a
2025/07/23 21:47

娼婦と狼男

映画『娼婦と狼男』(1975年、フレディ・フランシス監督、ピーター・カッシング主演、原題:Legend of the Werewolf)は、19世紀パリを舞台にしたイギリス製ゴシックホラー。狼に育てられた孤児エトワール(デヴィッド・リントール)が、満月の夜に狼男に変身し、娼婦に恋しながら殺人事件を引き起こす。ピーター・カッシング演じる解剖医ポールが事件の真相を追う。ハマー映画風の雰囲気やカッシングの重厚な演技、低予算ながら工夫された変身シーンが魅力だが、ストーリーの単純さや展開の緩さが指摘される。

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