『翔んで埼玉Ⅱ』
「登場キャラクターのビジュアル、各県のディスりなど、最高の笑いのある奥深い映画」
今回の舞台は関西ということもあって、以前にもまして衣装もキャラも強すぎて楽しかったです。
「海なし県埼玉」に海を作る計画を実行すべく、美しい白砂を持ち帰るために和歌山に乗り込んだ麗が、滋賀のオスカルこと桔梗魁と出会い、全国支配を計画中の大阪府知事と対決を繰り広げることに・・・
▼出演俳優について
・二階堂ふみ
個人的に二階堂ふみさんの演技がとても好きで、昔から好んで見ております。
『ヒミズ』はもちろん『悪の教典』などジャンルを問わずに見る中で、似たようなキャラでも"役作りをしたキャラクター"ではなくて、その世界に実在する1人の人間と実感させてくれるような、細やかな役作りがとても好きです。
コメディとなるとやはり役者の演技力が何よりも重要視されてきます。間だったり、トーンだったり、お笑い芸人の片方は基本的に演技指導のようなものを経て、日々研究をし、その上でトップの方々がテレビに出て「売れっ子」になるわけです。
それをお笑い芸人ではない役者さんが行って笑いを起こすと、なると難しい。
少し間違えれば一気に白けた空気になってしまいます…😱
その中で、つっこみもボケも大きな声も担当して面白くしてしまう二階堂ふみさんは、やはり実力派の女優さんだなと思いました🫣
・GACKT
前作に続き今回も凄まじいGACKT様のお色気でしたね😇
パワーアップしているように思います😇😇
最近のGACKT様の代表作といえば、この『翔んで埼玉』になるのではないでしょうか…?笑
V系としてデビューしたGACKTさんですが、この『翔んで埼玉』では、色っぽさを残しつつコメディを見事にこなしています。これはGACKTさんの全ての所作・声から繰り出されるもので、他の人が演じたらこうはいかないのでは…?と思っています笑
▼内容
内容といっても、ほとんどネタバレになってしまうのであまり多くは語れませんが、
とにかく関西ディスりがすごいです笑
今回もディスがひどすぎて、関西方面からクレームが来ないか心配していた監督。夜眠れなかったそうで、無事初日にクレームが来なかったと一安心したそうです笑
しかし、やはり郷土愛満載の描写なので、非常に観ていて楽しいです笑
ギャグのインパクト、キャストの魅力もパワーアップされています。
物語上でも夫婦役を演じた大阪府知事の片岡愛之助と神戸市長の藤原紀香の絶妙な演技は素晴らしいかったです👏
前作に続き第2弾もでてしまうシリーズ作品なので、もしかしたらこのまま日本全国を巻き込む壮大な脚本になったり…?笑
今回は原作なしのオリジナル作品なので、今後も続編が出るのか楽しみですね笑