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spy master
2025/12/13 11:11

映画『マトリックス』~かつて誰も見たことがない驚異の映像と世界があなたを揺さぶる~

●概要

仮想現実の世界に生きる人類の救世主として選ばれたひとりの男の戦いを描いた大ヒットSFアクション。映画『スピード』の世界的ヒットで一躍スーパースターとなったキアヌ・リーヴスが華麗なアクションとガンファイトで見る者を魅了していく。共演は『ミスティック・リバー』、『運び屋』で知られるローレンス・フィッシュバーン、『ロード・オブ・ザ・リング』で知られるヒューゴ・ウィーヴィング、『メメント』のキャリー=アン・モス。監督はラリー・ウシャウスキーとアンディ・ウシャウスキー兄弟が務めた。

●受賞歴

第72回アカデミー賞視覚効果賞、編集賞、音響賞、音響編集賞受賞

●About the Movie

トーマス・アンダーソンは大手ソフトウェア会社でコンピュータプログラマーとして働く一方、ネオという名の天才的なハッカーとしての顔も持っていた。

平凡な毎日を過ごすアンダーソンは最近、起きてもまだ夢を見ているような奇妙な感覚に悩まされていた。

ある日、アンダーソンは謎の美女トリニティーの導きでモーフィアスと名乗る男と会う。そしてモーフィアスから「今生きている世界はコンピュータによって創り出された仮想現実である」という衝撃的な真実を告げられる。

●映画評

肉体の限界を超えたアクションと未だかつて誰も見たことがない驚異の映像で見る者を引き込んでいく世界で大ヒットを記録したSFアクションが『マトリックス』である。

1994年に公開された映画『スピード』で爆弾が仕掛けられたバスに自ら乗り込む警察官を演じ、体を張ったアクションも披露していたキアヌ・リーヴスが主演を務めた。そして本作『マトリックス』ではカンフーやワイヤーアクションを用いた華麗な動きでまたもや映画を見る者を魅了している。

また、サングラスにロングコート姿で華麗なガンファイトも披露しており、ファンの心をつかんでいる。

映画『マトリックス』はコンピュータによって創り出された仮想現実の世界「マトリックス」に生きているという衝撃的な真実を告げられたキアヌ・リーヴス演じるトーマス・アンダーソン/ネオが人類の救世主となって仮想現実の世界を支配するエージェントに立ち向かう姿が描かれていく。『不思議の国のアリス』、『白雪姫』、『オズの魔法使』、聖書、ギリシア神話などからの引用がセリフに登場する。

印象的なのは「選択」という言葉がセリフに登場していることだ。仕事に遅刻した主人公トーマス・アンダーソンが上司から「これから時間通りに出社するか、他の仕事を探すか」と言われるシーン。自分を追ってきたエージェントから逃れるためにビルの足場から屋上へ行くか。赤い錠剤を選ぶか、蒼い錠剤を選ぶか。このように映画『マトリックス』には「選択」という言葉がセリフに登場しており、我々の生活は全て選択の連続によって成り立っていることがわかる。そして、選択すれば後戻りはできないということが映画から伝わってくる。

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●映画『マトリックス』に関するトリビア

キアヌ・リーヴスはレバノンの首都ベイルート生まれである。

ビルの屋上におけるアクションシーンがあるが、ネオが捨てたはずの銃が消えてしまっている。

エージェント・スミスを演じた俳優ヒューゴ・ウィーヴィングはナイジェリア生まれである。

ローレンス・フィッシュバーンの身長は184センチである。

ヒューゴ・ウィーヴィングの身長は188センチである。

キアヌ・リーヴスの身長は186センチである。

キアヌ・リーヴス演じる主人公「NEO」(ネオ)を並べ替えると「ONE」となる。つまり、人類の救世主を意味している。

押井守監督によるアニメ『攻殻機動隊ーGhost in the SHellー』の影響を受けている。

ラリー・ウシャウスキーは2008年に性別適合手術を受けてラナ・ウシャウスキーと名乗っている。

アンディ・ウシャウスキーは2016年に性別適合手術を受けてリリー・ウシャウスキーと名乗っている。

2003年6月7日に映画『マトリックス リローデッド』、同年11月5日に映画『マトリックス レボリューションズ』が公開され、2021年12月22日に映画『マトリックス レザレクションズ』が公開された。

●映画『マトリックス』予告編

 

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