今週末公開『カラーパープル』
こんにちは。
最近は涙腺が緩んできて、泣きやすくなっているDomです。
先日、ご縁があって『カラーパープル』のジャパンプレミアに参加してきました。
今回はその様子と作品の魅力をご紹介しようと思います。
ジャパンプレミアということで、上映前に有名人によるトークショーがありました。
登壇者は当日まで分からなかったのですが、なんとLiLiCoさんと、3時のヒロインのゆめっちさん、かなでさんでした。
LiLiCoさんは言わずもがなですが、作品にとても詳しく、過去のスピルバーグ作品との今作の違いや時代背景を説明してくれました。
また、映画に絡めてLiLiCoさんご本人が日本に来た当時の熱い思いなどを聞け、とても胸を打たれました。3時のヒロインのお2人はミュージカル映画がお好きだそうで、ミュージカルにかける思いと今作の見どころを熱く語ってくださいました。3人の軽妙なトークに終始笑いっぱなし、30分間のトークショーがあっという間でした!
後半に劇中の「Push the Button」をかなでさんがダンスで表現してくれ、それにLiLiCoさんが途中から熱唱で参戦、めっちゃパワフル。会場が一気に盛り上がりました。
熱量をそのままに、上映が開始されました。
『カラーパープル』
~あらすじ~
優しい母を亡くし横暴な父の言いなりとなったセリーは、父の決めた相手と結婚し、自由のない生活を送っていた。さらに、唯一の心の支えだった最愛の妹ネティとも生き別れてしまう。そんな中、セリーは自立した強い女性ソフィアと、歌手になる夢を叶えたシュグと出会う。彼女たちの生き方に心を動かされたセリーは、少しずつ自分を愛し未来を変えていこうとする。そして遂に、セリーは家を出る決意をし、運命が大きく動き出す──。
注目ポイント① 過去作と繋がる製作陣
今作は、1985年のスピルバーグ監督作をミュージカルにリメイクした作品となっています。
実は、スピルバーグはもちろん、前作でソフィアを演じていたオプラ・ウィンフリーや、音楽を担当していたクインシー・ジョーンズも今回の映画で製作に名を連ねています。
この題材がいかに愛されているかがわかる製作陣ですね。
注目ポイント② ブロードウェイのキャストが再演
主演を務めるファンテイジア・バリーノは、今作が映画初主演。力強い歌声と高い表現力で見る人々の心を揺さぶる彼女は、2007年にブロードウェイで上映されていたミュージカル『カラーパープル』でも主役のセリーを演じていました。
ブロードウェイ版からの再演とあって、セリーの心情を1番深く表現できるキャストなわけです。
彼女の歌う辛さや過酷さは、本当に胸が苦しかったです。
注目ポイント③ 時代背景
映画の舞台は、20世紀初めのアメリカ南部です。差別が重要な題材の1つとして描かれているため、遠い昔のように感じますが、1世代~2世代前、つまり、父母や祖父母の代ぐらいのつい最近のことなのです。
アメリカ南部は黒人の奴隷制度の歴史があり、男女の差別が激しかった地域です。南部の田舎町で暮らす黒人女性の境遇は、本当に居た堪れない悲しさがあります。
~関連作品~
カラーパープル(1985)
スピルバーグが撮った中で初めてのシリアス作品。
ウーピー・ゴールドバーグが銀幕デビューを飾った作品でもあります。
スピルバーグ版を観た事がある人はその違いを味わえ、観たことがない人も十二分に楽しむことが出来ます。
このミュージカル映画ならではのパワフルさと臨場感は劇場がおすすめ!
カラーパープルは、2月9日公開です。
それでは、素敵な映画ライフを!
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Dom
93年生まれ。埼玉育ち
元俳優の新米シネマニスト
私の𝕝𝕟𝕤𝕥𝕒𝕘𝕣𝕒𝕞
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投稿を表示明日出陣してきますー!!!
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