レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
ダークファンタジーというのでしょうか…?
最近Netflixでリメイクされて話題になりましたね👀
映画との出会い
今回は自分の大好きな映画、
『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』についてレビューさせていただきます。
こちらの映画と出会ったのは小学校高学年くらいの時で、
私の家族はDVDを借りるのが大好きで最寄りのTUTAYAに毎週訪れていました。
その際に、TSUTAYAでディスプレイされていたのでジャケ買いならぬジャケ借りだったのですが、
1人2枚までと言われていた中の一枚をこちらの映画を選んだことがとても記憶に残っています。
(このジャケット写真に一目惚れする小学生なんて、暗いなという感じですが、、笑)
そこで家に帰って早速鑑賞!
最初に明るい描写から始まっていきなり暗くなる描写、典型ですが小さい時からとても苦手です。
明るいキャラクターのようで実はホラーだったりシニカルだったり、
典型では『ハッピーツリーフレンズ』などありますが、より一層恐怖を掻き立ててくるのはなぜなのでしょうか、、笑
まあ、明るい妖精の話から始まって、一気に「不幸せな物語」へ転換。
ジャケット通りで怖いという感情とどんな物語が始まるのかワクワクだったのを今でも覚えてます。
主人公たち
この物語の主人公は三兄弟です。
長女のバイオレット、次男のクラウス、三女のサニー。
バイオレットは発明が得意で、
クラウスは本の虫、そして読んだ本を全て記憶しています。
サニーはまだ赤ちゃんなのですが、兄弟間にだけ通じる言語(?)を話し、なんでも噛みつき噛みちぎります🦷
聡明で、家族思いで、しっかりもので、こんなに賢い人間になりたいなと憧れました笑
物語について
裕福な家庭で優しい両親と暮らしていたこちらの3人ですが、ある日火事によって家も両親も亡くしてしまいます。そこで引き取ることになったのは、聞いたこともない叔父:オラフ伯爵。そこで散々な目に遭い、なんとか逃げて他の後見人の元へ引き取られるのですが、皆叔父に殺されてしまいます、、。
最後はハッピーエンドで終わるのですが、叔父によって仕掛けられるさまざまな悪事に立ち向かっていく三人に「頑張れ」と終始伝えたくなります😌
元が小説から始まっているからかメッセージ性が強いなと感じました。
両親からの言葉や、学者のおじさんからのわかりやすくありがたいメッセージだけではなく、
途中で意地悪な叔父が「悪魔はあなたたちだ」と、今までこの3人の言葉を間に受けず流してきた大人たちに発する場面があるのですが、自分を善人だと思い込んで真実に耳を傾けない全大人に響く言葉だなと思いました。そんな言葉を分かりやすい悪役のオラフ伯爵がいうことでさらに心に響きます。
この映画を見た回数は30回を超えると思うのですが(TSUTAYAで借りた1週間の中で必死に毎日3回見ていました笑)、小さかった時にはそんなメッセージ聞き流していたのに、今聞くと心に重く受け止められるこの現象はエンターテイメント全ての面白みだと思います。
初めて見てから20年くらい経っているので、新たな側面を発見できるのは当たり前である一方で素晴らしいことですよね笑 自分が成長しているんだなと再認識できます。
私がこの映画から小さい時に抱いた感想は、「窮地に陥っても知識があればなんとかなる」ということでした。それからはわからないなりに、たくさん本を読んだり、勉強をできる限りして色々な知識を身につける努力をしました。もちろん全てを覚えていることはできないですが、それが自分の一部になっているなと身にしみて感じます。強い顎と、強い歯は身につけられませんでしたがw
興味を持った方へ
サブスクなどの配信だと映画版はなかなか載っておらず、
U-NEXTに時々載ったりしてます。
TSUTAYA DISCASならいつでも借りられますので、ぜひ🌝
リメイク版でもよければNETFLIXでもみれますので、見てみてください!
リメイク版もオラフ伯爵の悪さは顕在でした。。
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投稿を表示大好きすぎる作品です。本当におっしゃる通りかなりの恐怖感がありますよね!小さい頃見たらちょっとトラウマになりそうですね🫣
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