🌕秋に観たい おすすめ映画🎦
秋になると観たくなる!作品を紹介します。
リトル・フォレスト 夏・秋
「自給自足」
東北の寒村を舞台に、日々の食事と真正面から向き合い、食材をつくるところから自分で実践していく主人公が、食べることを通して人生を見つめ直していく自給自足の田舎暮らしを、四季の移ろいとともに1年にわたって見つめる。
スウィート・ノベンバー
「甘くない恋のお話」
広告代理店に勤めるエリートサラリーマンのネルソンはある日、風変わりな女性サラと出会い、“今日で10月は終り。あなた、私の11月にならない?”と突然持ちかけられる。サラいわく“自分には問題を抱えた男を救う力があり、仕事人間の不幸なネルソンを助けてあげる”というのだ。勝手なもの言いに怒るネルソンだったが……。
オータム・イン・ニューヨーク
「あなたの事を想っている・・・でも・・・さようなら」
色づく木々の葉も美しい秋のセントラル・パーク。恋人に別れを告げたばかりのウィルは、ひとりボートに乗っている悲しげな美女に目をとめる。リッチでハンサムなウィルはこれまで真剣な恋などせず、何人もの女性と刹那的な恋愛を繰り返していた。後日、彼の店でボートの美女、シャーロットに再会。ウィルは新たな恋を確信し彼女に近づく。やがて二人は恋に落ちるが、遊びのつもりだったウィルは、シャーロットがあと1年もない命と聞かされ動揺する。そして本気になりつつある自分に戸惑うのだった……。
北野武監督作品から「すたみな」セレクト作品。
Dolls
「愛と死」
平成14年(2002年)公開
恋と乞い。切なくそこはかとない感情に揺さぶられる 。
近松門左衛門作の「冥途の飛脚」人形浄瑠璃の演目のひとつをモチーフとした男女3組によるそれぞれの悲哀をあらわした作品。
これまで恋愛作品は愛のための「死」は美化をしているイメージ。
今作では「愛」で「死」を包み込んでも やっぱり死は「残酷」なものと感じる。
松本(西島秀俊)と破局により佐和子(菅野美穂)の記憶喪失、精神崩壊した状態、その状態にしてしまった松本の贖罪感を抱えながら、宛のない切ない逃避行。
晩秋の夜、余韻に浸れます。
アキレスと亀
「芸術の魔物と歩んだ人生を描く」
平成20年 (2008)公開
タイトルの「アキレスと亀」はゼノンのパラドックス(足の速いアキレスが足の遅い亀に永遠に追い越せない数学的な逆説)と芸術の人によって評価が変わる「不確実」さを屁理屈で正当化してしまうことをひっかけた。その関係性を生涯、芸術という魔物に取り憑かれた「倉持真知寿」(ビートたけし)を健気に支える妻、幸子(樋口可南子)を描いたヒューマンドラマ。
この作品を観ると「才能や実力もあるが、いくら努力をしても売れない」残酷な現実を突きつけられる。
キーアイテム「ベレー帽」
芸術を認めない者に抗う真知寿(柳優怜・ビートたけし)の美術仲間である板垣(アル北郷)の演技に心を引き裂かれる・・・
芸術の秋にぴったりな作品。