【サンダーボルツ】なぜ大絶賛?なぜ泣ける?か超絶シンプル解説
解説動画を見てハッキリしましたので、
独自視点で熱弁します!
MCUファン、マーベルファンからすると
大丈夫か、マーベル?という視点でみてしまい、
この無数のキャラクターと伏線や、過去の繋がり、誰が覚えてるんだ?
と心配になりながらみていた。
解説をみるとわかるのだけれど
固有名詞や過去作のキャラをサプライズで出したり、
そこをキーに使わないようにしている。
その手はもう散々やってしまったから、、、、
ファンだけが「わー」となるやつ。
それと過去シーンのインサートや
知らないとわからないのを極力なくしている、というのだ。
つまり初見でいけるように作られているし、
私も全作観てるけど、もう覚えてない(7年前のヴィラン(;'∀')
そうなるとファンの「予習動画」」でどんなキャラなのか、を知っておくだけでよい
(今回なんの予習もなしで大泣きしました)
で!! ここからが大切なんですが
なにが泣けるのか、なぜあんなに大泣きしたのか、ちょっとわからないのだけど、
特殊な映画の構成だった。
途中台詞で「キルケゴール(哲学者)」の引用が出てくる。
ここから、この映画の脚本の深さを感じた。
「「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない」
Soren Kierkegaard(セーレン・キルケゴール)
⇧台詞ちょっと違うがこの言葉の意でした。
この⇧の言葉を二人の掛け合いで表現。
「人生は過去を振り返れなければ理解できない」に対して、
バッキーが「今現在を生きろ、とも言った」という。
これは実存哲学ですね。
どたばたコメディで進みながら、
これがエンドゲーム以来の傑作? と思いきや、
感情の急ハンドルを切らされるように泣けてくるのだ。
その一瞬で燃え上がる感動がすごい!!
と、いうことでこれから観る人は、安心して初見でも忘れていても
最後まで見て欲しい。
(溜めの長い映画です。感情のためが長いので、気を長くしておまちください)
ここからネタバレ。
クリティカルなネタバレは無し(見てない人は観たくなる)
サンダーボルツの名前の由来が
子供のころにエレーナ(主役のブラックウィドウの妹)が
やっていたサッカーチームのダサい名前。
お前キーパーやれよ、なんてイジラレながらずっと物語は進む。
これが最後の方で一気に泣かせる。
「あのチームは、一勝もできなくても、楽しんでいた」
⇧そう、これを表現するためにほとんどの部分が重要だったのだ。
ダメ人間、負け組の集まり、でも楽しんでいた。
終盤でエレーナが本当は父にずっとずっと会いたかった本音を漏らす。
「エレーナ、お前はキーパーを志願したな。
その時に言った。誰かのミスを、フォローできる存在になりたい、と。」
これは泣く(^▽^;)
そこから怒涛の負け組の倍返し! ぜひ見て欲しい。
さらに・・・呪術廻戦「五条悟」並みに強い敵が登場!!
(ナイフが触れられない!?ヤツとの間には無限があるの?え?マトリックスのネオ?)
と! いうことで私は大泣きでした。
泣けるシーンまでのフリ長すぎるやろ!、と思うこともあり
かなり特殊な作り方をしている。(初見でもファンでも喜べる作りも含めて)
それでいて、敵が出てきて、力を合わせてヒーローになる、という
流れ自体はとてもベタ。
シンプルに感動させるということがいかに難しいか、ということだ。
そして、それを成し遂げている見事な映画。
そしてシンプルに次作へ繋げるのも、
新しい。(おい、上映前も、上映後も番宣かヾ(゚д゚ll)
私的には本当に、
一勝もできなくても、楽しんでいた
この一語だけでずっとご飯食べられるくらい素敵な言葉。
さぁ、いろんな意味でアベンジャーズを超えていこうMCU!
7月が楽しみだ
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ダメ沢直樹でした
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