k.a
2025/07/19 17:34
カサブランカ / サントラ 洋画オリジナル
「カサブランカ」(1942年)のサウンドトラックは、マイケル・カーティス監督のロマンティック・ドラマ映画を彩るマックス・スタイナーのスコアと時代を象徴する楽曲が特徴。ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマン演じるリックとイルザの愛と犠牲の物語を、スタイナーのオーケストラが情感豊かに表現。「As Time Goes By」は、ドーリー・ウィルソンによる劇中歌として、リックのクラブでの再会シーンを切なく彩り、映画の象徴として不朽の名曲に。スタイナーのスコアは、モロッコのエキゾチックな雰囲気や戦争の緊張感を、弦楽とピアノで巧みに演出。全体として、映画のロマンスとドラマチックな展開を音で体現した名盤で、単体でも1940年代のクラシックな魅力が楽しめる。ただし、公式サウンドトラック盤は当時の技術で音質が限定的な場合も。戦争下の愛と別れを音で感じる、時代を超えた一枚。
コメントする