DISCASレビュー

『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』（2006）は、ポケモン映画シリーズの第9作で、アドバンスジェネレーションの4作目。サトシたちがポケモンレンジャーのジャック（声：山寺宏一）と出会い、海の幻ポケモン・マナフィ（声：林原めぐみ）を守るため、海賊ファントム（声：藤岡弘、）の野望に立ち向かう海洋冒険物語。マナフィとハルカの絆や、海底神殿の神秘的なビジュアルが魅力で、水中バトルのダイナミックさが子供から大人まで楽しめる。テーマは「家族と自然」で、マナフィの可愛さやハルカの成長が心温まるが、ストーリーがやや単純で敵の動機が薄いとの声も。Soweluの主題歌「守るべきもの」が爽やかで感動を添える。ポケモン映画らしいアクションとほのぼのした雰囲気が好きな人にぴったり。