夏を思い浮かべた映画
毎年うだるような暑さの夏ですから
海やらプールやらで、水を浴びたりして、涼を取りたくなりますよねー
夏を感じる映画がテーマなので
そんな感じの作品をご紹介したいと思います。
ウォーターボーイズ
夏といえば!プール飛び込みたい!
でもブーメランパンツ履くのだけは無理!
本作は、シンクロ発表に向けて奮闘する男子高校生たちの青春もの。面白おかしく、大笑いできます。鑑賞当時は中学生だったかこんな高校の部活に憧れた覚えがあります。
友達と集まってバカ騒ぎしたくなること請け合い。それと、平山あやが可愛すぎてメロメロになった。
シンクロ本番は何度見ても楽しくて爽快です。曲選、曲同士の繋ぎがすごい良い。
調べたら、劇中の音楽はミュージシャンでDJの、CHABEさんこと松田岳二が手がけたとの事。個人的に敬愛してやまないCHABEさんの仕事なので、そりゃ好きなはずでした。
鑑賞後、泳ぎに行きたくなるかもです。
キーワード:男子高校生、シンクロ、アフロ、ダンス、PUFFY、竹中直人
お引越し
田畑智子のイノセンス、お茶目さが魅力たっぷりでした。時々ビクッとさせるような強めの描写もあったりします。主演の田畑扮するレンコの気持ちと呼応するように水が登場して何回もびしょ濡れになりながら好演されてます。
画作りには詩情が感じられて、長回しでの会話劇なんかは心に焼き付くようなシーンがありました。相米監督ならではの難解さ随所に。
個人的には、祭りからのシークエンスで、偶然出会う優しい他人とレンコとの交流が好きでした。記憶についての会話が印象深く心に残りました。
梅雨〜夏が物語の舞台なので
今鑑賞するなら、梅雨時なので、はじまりがちょうど同じ季節感になる感じでしょうか。じっくり向き合って考察するのが好きな方にオススメです。
キーワード:子供の成長、親への反抗、家族の形、京都、滋賀、夏の情景
SOMEWHERE
次は洋画
エル・ファニングが天使。
娘とこんな夏を過ごしてみたい。
主人公のヤサグレ父親っぷりを観ると気分はブルーでしたが、娘役のエルと書いて天使が映ると一気に場面がまばゆくなります。
劇中でThe Strokesの3rdAL収録曲『You Only Live Once の別アレンジ』が流れるのがたまらない。曲がよりローファイになっていて、場面のエモさも手伝ってめっちゃセンチメンタル。ソフィア・コッポラの映画、毎回選ばれる曲好みだなー。
娘といる時の多幸感と、父が1人になった時の虚無感、の落差すごかった。
親って、やっぱ子供のおかげで
“親という存在にしてもらっている”んだなという感じがしました。
自分の娘ともちゃんと関係性築いていかなきゃいけないなとか思ったりしました。
舞台となるホテルがすごいオシャレなので気分だけでもリゾートを味わえそう。
キーワード:セレブ、豪遊生活、エル・ファニング、音ゲー、ティーパーティー
トップガン
こないだ散髪行ったらBGMでトップガンのサントラがずっと流れてて、劇中曲いい歌ばっかだなーと聞き惚れていたとき、夏っぽいシーンあるやん!とふと思い出した。
本作は戦闘機、バイク、友情もロマンスもあり、挫折と栄光もしっかり描写される
男子のロマンが詰まったスカイアクションの金字塔です。近年続編が公開されて、そちらもとんでもない傑作でしたね。
作中で夏といえば、ビーチバレーのシークエンスですね。『Playing with the Boys』をBGMに、バレーではしゃぐトムがとにかく若い、弾けてます。爽快感が青天井に夏って感じです。
あと、ピアノの軽快さが最高、『Great Balls Of Fire (火の玉ロック)』のシーンもマジで好き。アロハシャツ着た相棒、チューブトップのメグ・ライアン。陽気なアメリカ感が楽しくてウキウキしちゃいます。
戦闘機以外にも、結構記憶に残る傑作です。
キーワード:上半身!筋肉!男同士の友情!乗り物!サクセスストーリー!
共通していたのが、海やらプールやらで水を浴びるという点だけでした。
紹介した映画を浴びて、スカッとしたり、物思いにふけったりして、ちょっと夏っぽさ感じていただけたなら幸いです。