DISCASレビュー

k.a
2025/10/03 12:45

ビザンチウム

『ビザンチウム』(2012)は、ニール・ジョーダン監督によるダークファンタジー・ホラー。200年以上生きる吸血鬼の母クララ(ジェマ・アータートン)と娘エレノア(シアーシャ・ローナン)が、現代のアイルランドの寂れた海辺の町で潜伏生活を送る。過去の秘密と追跡者から逃れつつ、母娘の絆と葛藤が描かれる。ゴシックな雰囲気、アータートンとローナンの情感豊かな演技、血と詩情のバランスが魅力だが、テンポの遅さとホラー要素の控えめさで賛否両論。ヴァンパイア映画やドラマチックなホラー好きにオススメ。

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