DISCASレビュー

「スター・ウォーズ：クローン・ウォーズ」シーズン2（2009-2010）は、デイヴ・フィローニ監督によるアニメシリーズの第2章で、「クローン戦争」の物語がさらに深化。全22話で、ジェダイのオビ＝ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカー、アソーカ・タノが、銀河の様々な戦場で分離主義者や新たな脅威と対決。キャド・ベインやボバ・フェットの登場、惑星マンダロアのエピソードなど、アクションと政治的陰謀がスケールアップ。アソーカの成長やクローン兵の人間性が掘り下げられ、ケヴィン・カイナーの音楽と鮮やかなアニメーションが緊張感を高める。シーズン1よりストーリーの重厚さが増し、スター・ウォーズの神髄を捉えたファン必見の一作。