【粗レビュー】『イン・ザ・ハイツ』の監督が作り上げた社会派ディズニーミュージカル!『ウィキッド ふたりの魔女』
(初見・見た直後の粗削りレビュー)

『ウィキッド ふたりの魔女』、見る前は期待値「並」と低目だったけど、
見る直前に誰が監督しているか見てみたら
なんと、
『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チョウ監督

というのを知り、
見る直前に「ひょっとしたら爆発的にいいんじゃね?」と睨んだら、
やはり
爆発的に良かった!

事前にどういうミュージカルかは知らなかったけど、
ルッキズムや差別、分断、多様性など現代アメリカを象徴するようなテーマがいっぱいあって、
尚且つ、
ハリポタのような魔法学校(大学?)に『バービー』のような色彩や小道具、美術に
『魔法にかけられて』ばりのディズニープリンス&プリンセスの自虐的なナルシズムなど色々な映画の要素があった。

そして、
なんと言ってもミュージカルシーンの楽曲、歌、ダンス、演出が素晴らしかった!

ミュージカル映画の評価はなんと言ってもミュージカルシーンにある。これに関してはジョン・M・チョウ監督作品『イン・ザ・ハイツ』を何度か見ていたので彼の演出方法は知っていたが、
本作では見事に発揮された。
特にアリアナ・グランデが絡むミュージカルシーンは全て素晴らしかったし、


ジョナサン・ベイリーの歌・ダンスも意外にも良かった。

このミュージカルシーンにおいて、机の上で踊ったり、影絵の演出を使うなど、どことなく『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督作品っぽい演出もちょこっと見られたり、バルコニーの手すりの上で踊る辺りは『イン・ザ・ハイツ』でも見られた演出でジョン・M・チョウらしさが伺えた。
ジョン・M・チョウ監督らしいミュージカル演出は集団でのダンスシーンで真骨頂を発揮する。今回はキレッキレのダンスに美術や小道具を上手く使ったダンスで、『イン・ザ・ハイツ』と同様に映画としての見せ方を強く意識した作りになっている。


今回は初見なのであらすじ・映画データなしで剥き出しのレビューだけど、
後日また正式なレビューを書きたいですね。

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投稿を表示本当にさまざまジャンルをおさえてらっしゃいますね✨
じょ〜いさんも良かったというミュージカル、やはりみたくなりました😀