地球侵略 27日目
地球侵略 27日目
1957年 アメリカ 劇場未公開
スタッフ 監督:ウィリアム・アッシャー 原案:ジョン・マントリー 製作:ヘレン・エインズワ
ース 脚本:ロバート・M・フレスコ、ジョン・マントリー
キャスト ジーン・バリー、ヴァレリー・フレンチ、ジョージ・ヴォスコヴェック、アーノルド・
モス、ラルフ・クラントン、ステファン・シュナベル、ポール・バーチ ほか
UFOが現れ地域も身分もバラバラな5人を誘拐。「ひと月経ったらウチの星は壊滅する。地球に移り住みたいが侵略は我々の道徳に反するのでできればしたくない。チャンスを上げよう。」三つのカプセルの入った透明ケースを各々渡される5人。「これは『指定した座標の5000キロ以内の人間のみを消す』H爆弾という究極兵器だ。君たちの生体情報とリンクしてるからケースを開けられるのは君たちだけ。持ち主が死亡する&27日期限で爆弾の力は無効になる。それまで人類が無事なら侵入はあきらめよう。まあ戦争や破壊だらけの地上でがんばれ。」人類の存続は人類に丸投げするという格好で始まる。ひっそり黙っておこうとする主人公だが何とTVジャックして爆弾の威力&所持者名を世界中にばらす宇宙人。当然大混乱の人類どうなる!?というお話。

古典なSF映画DVD「地球侵略27日目」原題「THE 27TH DAY」きっちりご当時情勢な地球。今回の宇宙人はイギリス人女性(一般人)、アメリカ人記者、ソビエト人兵士、中国人の農民(女性)、ドイツ人科学者の5人を選んで、とある武器を渡す。しかも、中国で生まれ育った中国人、ソビエト兵も同様で上官も軍人も全部英語。異星人が完成させた兵器なのに、緯度や経度の座標を与えれば、その部分が攻撃されるのも理解不能。納得したのは、異星人がTV放送を乗っ取ったときに、最初は誰も信じないところぐらいですかね。ソビエトが少し悪者的に扱われていたのは冷戦時代だからなのかな。