DISCASレビュー

カッツ
2025/11/02 07:25

遠雷

1980年、日本がバブル景気に向かっていた時代。『遠雷』は、東京近郊・宇都宮の農家を舞台に、土地にしがみつきながらトマト栽培に励む若者の姿を描いた作品である。
原作は立松和平、監督は根岸吉太郎。主人公の長男(永島敏行)は、都市化の波に揺れる農村の様子がよく出ている。当時の若者が抱えていた迷いや焦燥が色濃く反映されている。
見合いの場面では、見合い当日にラブホテルに行き、石田ゆりがスパッと脱ぐ所がよい。

 

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