カッツ
2025/12/21 08:22
オデッセイ
2015年/監督:リドリー・スコット
2035年の近未来を舞台に、火星にひとり取り残された宇宙飛行士のサバイバルと、彼を救おうとする仲間たちの奮闘を描いたSF映画である。
まるで火星版『ロビンソン・クルーソー』のように、主人公は限られた資源の中で食料を自ら栽培し、地球との通信手段を探りながら、過酷な環境で生き延びようとする。その姿は孤独でありながらも力強く、観る者を強く惹きつける。
一方、地球では彼の生存を信じ続けるNASAのスタッフや宇宙船クルーたちが、知恵と技術を総動員して救出作戦を展開する。火星と地球、遠く離れた場所で同じ目的に向かって動く人々の姿が、物語に温かさと緊張感を与えている。
科学的なリアリティと人間ドラマが見事に融合した本作は、絶望的な状況でもユーモアと希望を失わない主人公の姿が印象的で、観る者に勇気と前向きな力を与えてくれる作品である。
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