k.a
2025/07/09 07:32
アルティメット・ハルマゲドン 堕天使を撃て!
映画『アルティメット・ハルマゲドン 堕天使を撃て』(2024年、アリ・ザマニ監督、ジョシュ・バーデット主演)は、イラク戦争のPTSDに苦しむ元米海軍兵ガブリエルが、謎の男バルタザールから「大天使ミカエルと悪魔の軍団から世界を救え」と命じられるダークファンタジーアクション。戦友3人とジョージアでモンスターやミカエルと戦うが、低予算ゆえのCGや演出の粗さが目立つ。キューバ・グッディング・Jrやデニース・リチャーズら脇役は奮闘するも、ストーリーは聖書モチーフを浅く扱い、展開が突飛で中途半端。『レギオン 血界戦記』(2019年)の続編だが、前作未見でも影響は少ない。WOWOW放送やDVDで観られるが、平均評価1.6~2.0点と厳しく、B級好き以外には物足りない。派手さを狙うも野心が空回りした感のある作品だ。
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