騙されたのは誰?
私が皆様に紹介させていただく最初の映画は
若かりし頃のロバート・レッドフォード主演『スティング』です。
時代は1936年、大不況真っ只中にあるシカゴ近郊のダウンタウンに住む青年ジョニー・フッカー。
詐欺を働いて日銭を稼ぐフッカーは、ある日大物ギャングを敵にまわしてしまいます。
それをきっかけにギャングから狙われ、彼の周りの人間にも被害が及ぶことに…。
ギャング相手に復讐を果たすことにした彼は、伝説の賭博師を味方につけ一世一代の大博打を打つのです。
誰もが知る曲「エンターテイナー」ののどかで愉快な曲調はこの映画にぴったりで、まさに最高のエンターテインメント溢れた痛快コメディだと言えましょう。
テンポの良いストーリー仕立ては気持ちよく、劇中の駆け引きにはハラハラドキドキ…。
しかも、若いロバート・レッドフォードのはにかみ笑顔はなんだかブラット・ピットのようで、とてもかっこいいのです。
伝説の賭博師を演じるポール・ニューマンのトランプテクニックには憧れてしまいました。(めちゃくちゃかっこいいです)
魅力あふれるキャスト陣はもちろん、映画の時代背景がわかるような街並み(ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントそのままです!)やクラシックカー、ファッション(ロバートの着ているスーツパンツがやけに太い…笑)にも惹かれます。
さて、劇中では多くのイカサマ師やギャングが出てきては互いに騙し騙されの打ち合いをします。
私たち視聴者も「え?」と思わず声に出してしまうほどです。
この映画は「大どんでん返し」の先駆けになったともいわれているようです。
はじめから「大どんでん返し」なんて言われてしまったらつまらない?
いいえ、知っていてもわからないのがこの映画のすごいところです。
映画の衝撃的なラストに騙されたのは一体だれなのでしょうか。ギャング(敵)か、私たち(視聴者)か。
時を戻すことができるのなら、この映画を見る前に戻りたい…。
しかし何度みてもきっと面白いと思います。
もしあなたがまだ見ていないのだとしたら、とてもラッキーです。
彼らの大掛かりなイカサマに全力で引っ掛かりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2023年のラストに出会うことのできた素敵な映画をご紹介いたしました。
このコラムの執筆もこの映画との出会いを思い出しながら楽しんで書かせていただきました。
2024年でもたくさんの素敵な映画に出会うことができますように、これから一生懸命頑張ります。
どうぞよろしくおねがいいたします。
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投稿を表示名作中の名作ですね!
中学の時、学校のクラブ活動で「映画クラブ」に入ってて、『スティング』を見せられました。当時中坊の私は、そんなのよりホラーやSF!と思っていたのですが、いざ観だすと面白く、最後のどんでん返しには私含め部員みんなおおっ!となりました。ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードのカッコよさにも惚れました。
いい映画のご紹介ありがとうございます。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示はなさんから『スティング』が出るなんて!ステキですね✨
お若いのにさすが、、、もっとオススメ映画観たくなりました♪
ディズニー好きの私からすると、とても共感できます😃