DISCASレビュー

インパクト・ゼロ

　2007年　アメリカ

スタッフ　監督：ガブリエル・ブログナー　脚本：エリック・フォースバーグ　原作：ジュール・

　　　　　ヴェルヌ　製作：デビット・マイケル・ラット　撮影：マーク・アトキンス　製作総指揮

　　　　　：デヴィッドリマゥイー　特撮：デヴィッドジョーンズ、スコットホイーラー

キャスト　ロレンツォ・ラマス、ナタリー・ストーン、ショーン・ローラー、キム・リトル、ビクタ

　　　　　ー・J・スプリンガー、エミリオ・ロッソ、マイケル・タワー、ダミアン・パックラー、　　　　

　　　　　デクラン・ジョイス、ドロシー・ドラリー　ほか

世界一深いと言われているマリアナ海溝で探索を行っていた原子力潜水艦が、160名もの乗組員を乗せたまま突然行方不明になった。仲間たちを助けるため、アロナックス大尉たちは海底深くまで探索に出発するのだが、またしても船に異常が起こり振動と酸素不足のため全員気を失ってしまう。目覚めると見たこともない船内に横たわっていた。そこに現れたネモ船長(ショーン・ローラー)と名乗る怪しげな老人が言うには、この船はノーチラス号という近未来型潜水艦。そして窓の外にはアトランティスと呼ばれる海底都市・・・。これは夢か幻か、あるいは現実なのか・・・。そしてネモ船長が明かした深海に潜む巨大生物の正体とは一体・・・

映像はＢ級映画にしちゃあ綺麗でそこそこで見応えがあるのですが、ストーリーや展開に難があり、海底という特殊な舞台にも関わらず緊張感はゼロ、巨大イカの活躍も少なく恐怖感もゼロ、当然ながら先の見える展開に驚きもゼロ、そしてもちろんインパクトもゼロ、でも海洋モノや潜水艦モノが好きな方はどうぞ。