DISCASレビュー

『28週後…』（2007）は、フアン・カルロス・フレスナディージョ監督によるホラー・スリラーで、『28日後…』（2002）の続編。感染ウイルス「レイジ」によりゾンビ化した世界で、NATO軍の管理下でロンドンが再建される中、生存者のドン（ロバート・カーライル）と子供たちが再会。だが、新たな感染爆発が起こり、軍医スカーレット（ローズ・バーン）や子供たちがサバイバルを繰り広げる。高速ゾンビの恐怖、軍の非情な対応、社会崩壊のリアルな描写が強烈。ダニー・ボイル不在でも緊張感は健在だが、ストーリーの深みは前作に劣るとの批評（Rotten Tomatoes 71%）。ゾンビホラーやポストアポカリプス好きにオススメ。