涙の演技派、ファン・ジョンミン

韓流スターといえば、長身でイケメンの若者を想像するかもしれません。しかし私にはもうこの人しか見えません。

ファン・ジョンミンなのであります！

【出演作品のご紹介】

『アシュラ』

彼を初めて観たのはこの作品。

これは主演のチョン・ウソンがガラスのコップをバリバリかじったりと中々の作品ですが、この中でめちゃくちゃ嫌な市長役をファンジョンミンがやっているのです。

それがもう本当にムカつくんですよ！けどそれ程まで観てて感情的になれるって、凄い俳優さんだなと思い、そこから彼の出ている作品を次々と観て行きました。

同じ韓国ノワールでは『生き残る為の3つの取引』『ベテラン』『工作　黒金星』『ただ悪より救いたまえ』がありますが、これを置いては語れません。

『新しき世界』

もう言わずと知れたチョンチョン兄貴！

潜入捜査物としても優れた作品ですが、やはり彼の演技なくしてここまでの作品にはならなかった、と言っても過言ではありません。

バイオレンスアクションだけでなく、ホラーテイストの『哭声（コクソン）』痛快コメディ『

華麗なるリベンジ』などもあります。

そして意外にも恋愛ものも良いんです♡『ユア・マイ・サンシャイン』『傷だらけのふたり』は共に不器用な男で、つい応援したくなります。

【最大の魅力】

彼の泣く演技はピカイチ！

『国際市場で逢いましょう』

長く辛かった1人の男の人生を韓国史を絡めて振り返ります。ラストは幸せだけど辛かったと涙するシーン。もう涙なくして観られません！

また、韓国の歴史もおさらい出来たりするので結構お勉強にもなるんです♪

こんな愛すべき演技派俳優の、正にペンムービー（韓国語でペン＝ファン）とも言える作品が、こちら

『人質　韓国トップスター誘拐事件』

『新しき世界』で共演し仲良しの、パクソンウンが登場したり、SOSを自身の出演作の役名を使って出してみたりと、彼の作品を観ているとわかるトリビアもあって中々楽しい。思ってた以上にアクション作品になっていたのも面白い所です！

そんな彼の最新作は

『極限境界線-救出までの18日間』

「愛の不時着」で人気になったヒョンビンとの共演が話題。またテロリストとの交渉を描いた実話というのも見どころです。

韓国では最新作

『ソウルの春』が2023年11月に公開されました。。実在した大統領、チョンドファンに扮しております。本人に寄せてハゲ頭にしているポスターが衝撃的。ちなみに、あまりの悪役ぶりに既に公開された韓国では、観客がファンジョンミンのポスターを殴って出て行ったという話まで！

悪役は私がハマったキッカケですから、これまた日本公開が楽しみで仕方ないです。

⭐︎紹介した他の作品はコチラ