DISCASレビュー

マスクド
2026/01/21 21:38

シン・ウルトラマン

庵野秀明氏が脚本を手掛けるリブート作品であるシンシリーズの一つです。
観たことがないの人でもネットをやっていれば「私の好きな言葉です」という言い回しを聞いたことがあるのではないでしょうか。私もこの台詞が独り歩きしてるところを先に知っていたので本編を観たら普通に敵の言葉でびっくりしました。てっきり仲間の言葉かと。
ウルトラマンに変身する神永新二(というより死亡した神永新二と一体化したウルトラマン)は感情の起伏が乏しかったり人間の常識を知らないのでデリカシーに欠ける言動を取ったりして人間味がありませんが(人間じゃないのでそれはそうなんですが)、それでも人間を護るために一人で戦い続けるという孤独なヒーローとして描かれていました。
主題歌の「痛みを知るただ一人であれ」というフレーズがその孤独なヒーロー像を象徴しており、とても印象に残りました。元々米津玄師が好きということもあるのですが、売るための曲じゃなくて作品に沿った曲を作ってくれるのが素晴らしいと思いましたね。個人的には「君が望むならそれは強く応えてくれるのだ」というのも子供を守るために命を落とし、それでもなおウルトラマンと一体になって戦い続けた神永新二を象徴しているようで好きなフレーズですね。
映画と曲、是非ともセットで楽しんで欲しい作品です。

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