漫才協会 THE MOVIE ～舞台の上の懲りない面々～

令和6年3月1日公開

最近、「すたみな」の記事が上がらない～Discover usを辞めたのか、年間大賞もらいライブやラジオに出て天狗になりやがって(笑)など、心配の声もありますが安心してください！久しぶりの投稿。

それも大好きな「お笑い」に関する映画。

公開されて3週間目になるのでこの作品に関する情報は上がっていたが、まったく見ない状態で劇場へ

場所は池袋シネマロサ。
歴史ある映画館で「昭和のにおい」を感じながら漫才協会の映画を観るのは贅沢かもしれない。

漫才協会とは？

【 目 的 】
漫才を中心とする演芸の普及向上、継承と振興を図り、もって我が国の文化の発展に寄与することを目的としております。

【 事 業 】
漫才の公演等の開催、漫才の人材の育成、漫才の広報、その他目的を達成するために必要な事業

【 沿 革 】

1955年　漫才研究会を結成。初代会長にリーガル万吉就任。
今日の漫才協会の基礎となる。

1956年　２代目会長に都上英二就任。

1964年　３代目会長にコロムビアトップ就任。漫才協団と改称

1993年　４代目会長にリーガル天才就任。

1998年　５代目会長に内海桂子就任。

2005年　文部科学省から許可を受け社団法人漫才協会に改称

2007年　６代目会長に青空球児就任。

2023年　７代目会長に塙宣之就任。（ナイツ）

（公式ホームページより引用）

令和5年12月現在、124組、215名が所属している。

舞台の魔力に魅了される「芸人」

作品の見どころについて6つのポイント！

この作品では215名いる芸人の中で様々な想いを持つ芸人にスポットライトを当てた「ドキュメンタリー」な作品。

〇東の夫婦漫才と言えば「大空遊平・かほり」。実力、人気もあったがコンビ解消、離婚しピン芸人になった大空遊平。その遊平が電車事故により、右手を失う。しかし義手ながらも舞台復帰を目標にして日々のリハビリに励む。

〇40年近くコンビを組んでた三波伸介の弟子でもあるホームランたにし。相方で5歳年下だった相棒勘太郎の死について語り、ピン芸人として舞台に出続ける。40歳の若さで突然亡くなった相方えざおについて語るカントリーズ福田。

〇離婚後もコンビを解消しないで舞台に立ち、私生活でもいまだに「シングル布団」に身を寄せて寝る関係性を保つはまこ・テラこ。実際の生活ぶりも公開。離婚後の方が「うける」。

〇平均年齢が高い漫才協会でも若手もいる。舞台袖で先輩芸人の芸を見てメモする姿やシェアハウスの狭い部屋で暮らす日常を感じる。

〇「高峰コダマ」とう漫才協会のベテランでも知らない幻の芸人の姿も。。。

〇漫才ブーム時に1組だけ「東京漫才」で関西・吉本興業と戦ったツービート。あいぼービートきよし氏のインタビューは必見。

 

漫才協会と言えば

「おぼん・こぼん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今をときめく「錦鯉」実は漫才協会。

 

 

 

 

 

 

 

 

ドーランの下に涙の喜劇人。

この言葉は故ポール牧さんがサインの時に書いていた言葉。

芸人は舞台に立ち、客前ではどんなに悲しい出来事があってもそんな姿を微塵も感じさせないで

客に「笑い」を提供する。ドーランの下には「芸人」のいくつもの悲しい辛い思いが。。。

この作品にぴったりな言葉。まさに芸人の「生きざま」を見た。

エンディングテーマの「笑ってあげる」 ハイロウズが余韻を誘う。

この作品を観終えた後、無性に「浅草」へ行き「芸」をみたくなった。

 

そして・・・ある出来事がなんと。。。鑑賞中に私の席の近くから「いびき」が・・・。劇場の暗さと小泉今日子のナレーションでつい寝てしまったのか(笑)

 

作品公式ホームページはこちら